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浦和、興梠の決勝PK弾で今季初勝利!! 松本はホーム開幕戦を白星で飾れず

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松本山雅FCを下した浦和レッズが今季リーグ戦初勝利

[3.9 J1第3節 松本0-1浦和 サンアル]

 J1は9日に第3節を開催し、サンプロ アルウィンでは松本山雅FC浦和レッズが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半27分にFW興梠慎三のPKで先制した浦和が1-0の完封勝利で今季リーグ戦初白星を獲得した。

 リーグ戦ホーム開幕戦となる松本は6日のルヴァン杯GL第1節・清水戦(○2-1)から先発全員を入れ替え、J1第2節・大分戦(○1-0)と同じ11人を先発起用。一方、アウェーの浦和は6日のACL・GL第1節ブリーラム・U戦(○3-0)から先発2人を入れ替え、MF柴戸海、DF岩波拓也らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半9分にGK守田達弥へ興梠がプレッシャーをかけ、高い位置でFWアンドリュー・ナバウトがこぼれ球を拾って浦和にチャンスが巡ってくる。しかし、ナバウトがPA内まで運んで放ったシュートはカバーに入ったMF藤田息吹が触れ、ゴール右に外れてしまった。同15分には松本がゴールを脅かすが、FKをDF服部康平が落としたボールに反応したFW前田大然が放ったシュートは枠を捉え切れなかった。

 その後は浦和がボールを保持して攻撃を組み立てようとするが、FW永井龍、前田らの激しいプレッシングに遭ってなかなか前線へとボールを運べない。一方の松本もセットプレーの流れなどからゴールに迫る場面を作り出そうとするが、浦和の粘り強い対応に遭って決定機を創出するには至らなかった。

 0-0のまま後半を迎えると、風上に立った松本が押し込む時間帯が続き、後半16分にはボールを奪取を成功させたMFパウリーニョがその勢いのままミドルシュートを枠内に飛ばすも、GK西川周作にキャッチされてしまう。さらに同21分には左サイドからMF高橋諒が送ったグラウンダーのクロスから永井が好機を迎えたが、シュートをジャストミートさせることができなかった。

 すると後半26分、PA内に侵入したMF長澤和輝の折り返しが滑り込んだDF橋内優也のハンドを誘って浦和がPKを獲得すると、キッカーを務めた興梠がきっちりと沈めてスコアを1-0とした。この得点は浦和にとって、今季リーグ戦初得点となった。

 1点のビハインドを背負った松本は同30分、永井と前田に代えてFW高崎寛之とMF町田也真人を同時にピッチへと送り込む。さらに同40分には藤田に代えて最後のカードとなるMF安東輝を投入して状況を打開しようとしたが、最後まで松本に得点は生まれず。逃げ切った浦和が1-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)

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