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今季初出場のFW後藤がJ1初弾含む1G1A!!大分が10人の磐田を下して早くも6年前の勝利数に並ぶ

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1ゴール1アシストを記録した大分FW後藤優介

[3.9 J1第3節 磐田1-2大分 ヤマハ]

 J1第3節が9日に開催され、大分トリニータは敵地でジュビロ磐田に2-1で競り勝った。前半13分にFW藤本憲明が先制点を挙げ、同41分に磐田のMFアダイウトンに同点ゴールを許したが、後半10分にFW後藤優介が決勝弾を奪取。前回昇格した2013年は34試合中わずか2勝で最下位に沈んだが、今季は開幕3試合で早くも2勝目を手にした。

 ここまで2試合連続ドローの11位・磐田と1勝1敗の7位・大分の対戦。均衡を破ったのはアウェーの大分だった。前半13分、相手のロングボールを防いだ流れからMF松本怜が右サイドを持ち上がり、前方のスペースに流れた後藤にスルーパスを送る。後藤がPA右外から右足で速いクロスを入れると、ニアに飛び込んだ藤本が右足で合わせ、ゴールを撃ち抜いた。

 藤本は開幕戦の鹿島戦(2-1)以来、2試合ぶりとなる今季3点目。前半30分には再びカウンターから後藤がスルーパスを送ると、抜け出そうとした藤本がDF大南拓磨に体をつかまれて倒される。決定機の阻止となり、大南にはレッドカードが提示された。

 1人少なくなった磐田は前半33分にFWロドリゲスを下げ、DF櫻内渚を投入して立て直しを図る。すると同41分、MFムサエフのパスをPA内右で受けたFW川又堅碁が自らボールを浮かせ、左足でシュート。ボールが相手に当たって跳ね上がると、中央でフリーのアダイウトンが右足のバイシクルでゴール右に叩き込んだ。

 1-1の同点で前半を折り返した大分だったが、後半も数的優位を生かして攻め込み、開始10分で勝ち越しに成功する。後藤が藤本と交差する動きでファーに流れ、左サイドのDF福森直也からのクロスにフリーで反応。ジャンプしながら右足で合わせ、自身J1初得点を挙げた。

 後藤は開幕からリーグ戦2試合連続で出番なしとなっていたが、6日のルヴァン杯グループリーグ第1節・C大阪戦(2-1)で劇的な決勝点をマーク。自ら結果を出してつかんだ先発のチャンスを、しっかりとモノにした。

 劣勢が続く磐田は後半17分、FW大久保嘉人との交代でFW中野誠也をピッチへ。同38分にはMFアダイウトンに代えてMF荒木大吾を送り出したが、流れを変えることはできず。今季初黒星を喫し、開幕3戦勝ちなし(2分1敗)となった。

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