beacon

「勝つことが一番の疲労回復」ACLとの連戦戦う広島が今季リーグ戦初勝利!!C大阪のミス突く

このエントリーをはてなブックマークに追加

広島が今季初勝利を挙げた

[3.9 J1第3節 C大阪0-1広島 ヤンマー]

 サンフレッチェ広島が敵地でセレッソ大阪を1-0で下し、今季初勝利を挙げた。

 ACLと並行して戦う今季の広島は、5日に中国で広州恒大と対戦。0-2で敗れたが、リーグ戦からスタメン全員を変更する完全ターンオーバーを実施。中3日で迎えた一戦にはFWドウグラス・ヴィエイラを残した10人を変更し、リーグ戦初勝利を目指した。

 決勝点は思わぬ形で決まった。前半19分、C大阪はDFラインの裏に出されたボールに対して、GKキム・ジンヒョンとDFマテイ・ヨニッチがお見合い。MFエミル・サロモンソンが詰めてボールを奪うと、3人が重なったところからかき出したボールを蹴り込んで、先制点を奪った。

 サロモンソンは開幕戦以来のゴールで今季2ゴール目。「あれは戦った末のゴール」と得点シーンに胸を張ると、「得点も含めて勝てたことが嬉しい。チームにとっていいことなので、これを続けていくことが大事」と次なる戦いに向け、気合を入れ直していた。

 城福浩監督は「自分たちでチャンスを作って、綺麗な得点を決めるのもいいが、ああいう泥臭い得点はこのチームにとって必要。何よりそれを守り切ったことに勝ちがあると思います」と勝利を喜ぶと、中2日で迎えるMF本田圭佑が所属するメルボルン・VとのACLに向けては、「勝つことが一番の疲労回復になる。チームとしてしっかりといい形で入りたい」と話した。

 一方のC大阪はリーグ戦連敗。得点も開幕戦でDF山下達也が奪ったゴールのみで、2戦連続の無得点敗戦。ルヴァン杯も含めると公式戦3連敗となった。ロティーナ監督は「小さなミスからゴールを失い、そのあと点が取れなかった試合。前半はボールを持てたが深さが足りなかった。後半は選手を代えて深さを求めた。チャンスは作れたがゴールは作れなかった。(ミスからの失点だったが、)トレーニングして修正していくしかない」と険しい表情で振り返っていた。

★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!

TOP