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久保が今季初アシスト!FC東京が終盤2発でホーム開幕戦勝利、クエンカ初陣の鳥栖は開幕3連敗

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MF久保建英が2点目をアシストした

[3.10 J1第3節 FC東京2-0鳥栖 味スタ]

 J1リーグは10日、第3節を行い、FC東京サガン鳥栖を2-0で下し、ホーム開幕戦を白星で飾った。FC東京はリーグ戦連勝で開幕から3戦無敗(2勝1分)。鳥栖は開幕から無得点で3連敗を喫した。

 FC東京は6日のルヴァン杯柏戦(1-2)から全員を入れ替え、開幕から3試合連続で同じ11人が先発した。
 対する鳥栖はJ1第2節神戸戦(0-1)から先発2人を変更し、復帰したDF三丸拡が今季初先発初出場。FW趙東建もリーグ戦は初先発となり、ルヴァン杯から中3日で趙、DF原輝綺、MF高橋秀人、MF高橋義希、17歳のMF松岡大起が続けて先発した。新戦力のMFイサック・クエンカ・ロペスが初めてベンチ入りした。[スタメン&布陣はコチラ]

 MF久保建英は3試合連続で右サイドハーフで先発し、左サイドハーフで先発した松岡と同サイドでマッチアップした。序盤はFC東京がペースを握り、前半2分にFW永井謙佑が左サイドを突破して右足シュート。対する鳥栖も前半14分、DF高橋祐治のロングフィードをFWフェルナンド・トーレスが頭で折り返し、走り込んだ趙が右足で狙ったが、枠を捉えられなかった。

 FC東京は永井がプレー続行不可能となり、前半16分に早くも最初の交代カードを切り、古巣戦となるFW田川亨介がピッチに入った。鳥栖は右サイドから原のロングスローで連続でチャンスをつくり、前半29分にはトーレスがニアでつぶれ、FW金崎夢生がトラップから右足ボレー。32分にはトーレスがニアサイドでそらし、趙がダイビングヘッドを狙ったが、好機を生かせなかった。

 前半39分には久保がプレッシングをかけて三丸のパスが乱れ、ティエゴがボールに追いついたが、シュートには持ち込めない。鳥栖も前半42分にトーレスがヘディングシュートを放ったが、GK林彰洋がセーブ。前半アディショナルタイムには久保の左CKからファーサイドに流れたボールを田川が狙ったが、鳥栖のブロックに阻まれた。

 スコアレスで折り返した後半はFC東京が攻め込む。後半7分に高萩が左サイドから折り返し、田川がボレー。後半12分にも田川、13分には久保が左サイドを突破して左足シュートを狙ったが、GK大久保択生が防いだ。鳥栖は後半15分に最初の交代枠を使い、金崎を下げてクエンカを投入した。

 しかし、直後にアクシデントに見舞われる。MF高橋秀人が2枚目の警告で退場となり、鳥栖は残り時間を10人で戦うことになった。数的優位に立ったFC東京は後半18分に中盤でボールを奪取した久保がカットインし、PA手前から左足ミドルを打ったが、GK大久保がセーブした。

 スコアレスのまま迎えた終盤に試合は動いた。後半42分、右クロスをゴール前でFWディエゴ・オリヴェイラ、FWジャエルが競り合い、こぼれ球に反応したDF小川諒也が左シュートを打つと、三丸がクリアを試みたボールがゴールマウスに吸い込まれた。

 オウンゴールで先制に成功すると、後半アディショナルタイム3分にはMF大森晃太郎のスルーパスに抜け出した久保が左サイドを持ち上がってPA内に切れ込み、ラストパスを供給。これをジャエルが無人のゴールに押し込み、FC東京が2-0で勝利した。


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