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超ロングシュートの軌道を見て…ガッツポーズの山口DF瀬川和樹「恥ずかしかった」

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[3.10 J2第3節 千葉2-5山口 フクアリ]

 ハーフウェーラインを超えたばかりだ。しかし、レノファ山口FCのDF瀬川和樹は迷わずにシュートを狙う。グングンと伸びたボールはゴールへと向かっていった。

 3-2と1点のリードをして迎えた後半37分だった。千葉のCKをはね返すと、FW田中パウロ淳一が左サイドへと展開してカウンターを発動。走り込んだ瀬川がボールを受けるとドリブルでボールを運び、「中の状況を見て、味方がゴール前に走っているのが見えた。そこを狙う選択肢もあったけど、相手GKが裏のスペースをカバーすることが多いというスカウティングだったので、思い切って狙ってみた」とハーフウェーラインを超えるとゴールを狙った。

 左足から放たれたボールはゴールへと向かい、軌道を見ていた瀬川は「蹴った瞬間にゴールに向かっていたので、入ると思ってガッツポーズをしてしまった」ようだが、ゴール前でワンバウンドしたボールはポストを叩いてしまう。しかし、こぼれ球にいち早く反応したFW高井和馬が蹴り込んでチーム4点目が生まれた。

「ポストに当たったのでちょっと恥ずかしかった」と苦笑したものの、先制点となるオウンゴールを誘うなど、チームの今季初勝利に貢献。しかし、ゴールもアシストもつかなかったことで「オウンゴールも味方に合わせれば味方のゴールになるし、僕のアシストにもなる。目に見える結果になっていないので満足していない」と振り返ると、「浮かれることなく次の試合に向けて準備をしたい」と視線を次戦へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)

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