beacon

「僚太くんには程遠い」川崎F守田、大島欠場のアクシデントで痛感

このエントリーをはてなブックマークに追加

ボールをキープするMF守田英正

[3.10 J1第3節 横浜FM2-2川崎F 日産ス]

 自分自身が不甲斐なかった。川崎フロンターレは試合前のウォーミングアップでMF大島僚太が左太腿裏に違和感を訴え、急きょメンバーから外れるアクシデント。代わってプロ3年目のMF田中碧が先発し、MF守田英正とダブルボランチを形成した。

 大島の不在について「影響がなくはない」と認める守田は「(大島)僚太くん中心で舵を取ってやっているところはあるし、いざ(大島がプレー)できないとなったとき、僕がその役割を担うというか、それだけの責任を持ってプレーしないといけなかった」と唇を噛んだ。

 守田は後半35分にMF中村憲剛と交代。鬼木達監督は「ボランチのところで持ち方が気になっていたので、スムーズにボールが出る選手を配置した」とその意図を説明したが、守田自身、「正直、僕のプレーが悪かったと思う」と反省の言葉が続いた。

「まだまだ(大島)僚太くんには程遠い。自分のミスが目立ってしまった試合」。この日は日本代表の森保一監督も視察に訪れていた。「どの試合も重要だけど、こういう(代表監督が)視察で見に来たとき、このレベルのプレーしかできないようでは(日本代表に)入れない」。1月のアジアカップでは大会前に負傷離脱を余儀なくされた守田。今月下旬のキリンチャレンジカップに向けた日本代表メンバー発表を14日に控える中、悔しさが募る引き分けとなった。

(取材・文 西山紘平)
★日程や順位表、得点ランキングをチェック!!
●2019シーズンJリーグ特集ページ
●“初月無料”DAZNならJ1、J2、J3全試合をライブ配信!!
●[J1]第3節2日目 スコア速報

TOP