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大雪の影響でシュールな“急停止”…原口、異例の幻ゴールも2試合連続アシスト

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大雪の中で力強く戦う原口元気

[3.10 ブンデスリーガ第25節 ハノーファー2-3レバークーゼン]

 ブンデスリーガは10日、第25節を行い、日本代表MF原口元気とFW浅野拓磨が所属するハノーファーレバークーゼンに2-3で敗れた。原口は左ウイングの位置で先発し、5試合連続フル出場。大雪の影響でまさかの“幻ゴール”もあったが、2試合連続でアシストを記録した。浅野はベンチ外だった。

 ピッチに雪が積もる中、先手を取ったのはレバークーゼンだった。前半13分、スルーパスに抜け出したFWレオン・ベイリーがPA内左ゴールライン際からマイナスに戻し、FWユリアン・ブラントがシュート。これはGKミヒャエル・エッサーが阻んだが、こぼれ球をMFケヴィン・フォラントが押し込んだ。28分にもフォラントが左足ループでGKの頭上を抜き、2-0とした。

 この日、4-3-3の左ウイングに入った原口は前半33分に決定機を迎えた。滑りやすいピッチで臆せず加速し、ゴールキック1本で最終ラインの裏へ。バウンドしたボールを左足でおさめると、飛び出したGKをかわし、右足に持ち替えてグラウンダーのシュート。ボールは無人のゴールに向かったが、積もった雪の影響で“急停止”。ゴールライン手前でピタリと止まってしまった。

 一時はこの大雪のために試合が中断し、除雪をして試合が再開。2点ビハインドで迎えた後半6分には原口が左サイドから狙い澄ましたクロスを供給。ファーサイドのFWジョナタスが力強いヘッドで叩き込み、1-2に追い上げる。原口は2試合連続でアシストを記録した。

 後半28分には左FKからFWヘンドリック・ヴァイダンツが放ったヘディングシュートが相手に当たり、オウンゴール。2-2に追いついたハノーファーだったが、意地の追い上げも実らず、後半42分に決勝点を献上。2-3で敗れたハノーファーは今季2度目の4連敗を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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