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退席処分のアタランタ指揮官、対戦相手幹部に突き押し疑惑も「彼を動かしただけ」と釈明

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アタランタジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督

 アタランタの指揮官ジャン・ピエロ・ガスペリーニは10日、サンプドリア戦終了後の記者会見の席で暴力疑惑を釈明した。

 ジェノバでは10日、UEFAヨーロッパリーグ出場権の獲得を目指すサンプドリアとアタランタの両陣営が激突。アウェーのアタランタが1-2で勝利を収めたが、アタランタ指揮官ガスペリーニの振る舞いが白熱した試合に水を差す格好となった。

 67分、FWアレハンドロ・ゴメスがエリア内でMFガストン・ラミレスを倒したとの判定でサンプドリアにPKが与えられると、アタランタ指揮官は主審に抗議し、退席処分を命じられた。するとロッカールームへ通じるトンネル内でサンプドリア幹部のマッシモ・イエンカ氏を素手で一突きして立ち去った。

『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、その勢いでイエンカ氏が倒れ込む様子を収めた動画を公開するとともに、アシスタントレフェリーが一連の流れを主審に報告したことにも触れている。

 サンプドリアのアントニオ・ロメイ弁護士は『スカイスポーツ』に対し、「対戦相手には、突き押しをするのではなく、握手で手を差し出すべきだ。結構強い突き押しだった。素晴らしい試合だったがこれは良くない。連盟の検察が処分を検討するだろう」とコメントしている。

 一方、アタランタ指揮官はイエンカ氏との接触は認めたものの、暴力行為を否定して釈明した。

「イエンカのことは良く知っている。ジェノアにも長年いた。退場しようとしたら、目の前に彼がいた。あそこにいてはならないはずだ。通行を邪魔してきたので、私は彼を少し動かしただけだ。それが大げさな話になってしまった」

 なおガスペリーニ監督の処分については、今後、スポーツ裁判所が裁定を下すことになる。

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