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12年ぶりJクラブと対戦した本田圭佑、Jリーグに持論「たまにヴィッセルの試合を観るんですけど」

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Jリーグへの持論を展開した本田圭佑

[3.12 ACL第2節 広島2-1メルボルン・V 広島広域]

 やはりこの男は持っている。クラブチーム所属選手としては12年ぶりに日本のスタジアムのピッチに立ったメルボルン・ビクトリーのMF本田圭佑は後半26分、右サイドの折り返しに反応。豪快にゴールネットを揺らすと、広島を応援するサポーターもおもわず拍手で称えていた。

 ゴールシーンについては「来ると信じて、とりあえず走った」と振り返った本田。ただ勝利に繋がらなかったことで、「残念ですけど、やれることはやったので仕方がないといった感じですかね」と声を落とした。

 名古屋に在籍した2007年以来、12年ぶりのJクラブとの激突。改めて対戦した感想を問われた本田は「これだけ見てもまだ分からないですけど」と話し始めると、溢れんばかりに持論を展開した。

「最近はイニエスタが来たので、たまにヴィッセルの試合を観るんですけど。やっぱりスタイルは俺がいた時から変わっていない印象ですね。相手の嫌なことをするディフェンダーとか、戦術的に成熟していない印象が強いんですよ。どのチームもとりあえず繋ぎたいというのは分かるんですけど、ディフェンスでもう少し色を出すチームが増えてもいいのかなと。ディフェンスで色を出すということは攻撃でやりたいことができない可能性があるけど、そこを挑戦しないと、一歩二歩違う次元の選手になっていけないと思うので。それをどう理解するかですよね」

 現状を打開するためには、若い選手がより世界に目を向けるばかりだと続ける。

「Jリーグにいるとなかなか難しいので、だからずっと海外に行けと言っているんですよ。まだJリーグに居座るのは早いと思います。日本の若手の話ですけどね。三木谷さんみたいないろんな人がJリーグにとってものすごく有難い動きをしてくれていますけど、それがもう少し進んだとしても、日本がドイツのリーグみたいに移籍することなく、十分W杯の優勝を目指していけるリーグになるには、時間がかかると思います。目先を考えても海外に行って経験を積んだほうが、選手としては伸びるでしょうね」

 本田自身も「まだまだやります。現状維持じゃなくて、向上していきます」と力強く話した。魅せるリーダーはまだまだ日本サッカー界をけん引する。

(取材・文 児玉幸洋)
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