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J1より先にACLで勝った川崎F鬼木采配、中村憲剛「勝って雰囲気良くなった」

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MF中村憲剛が決勝ゴールを決めたMF齋藤学を祝福

[3.13 ACLグループH第2節 川崎F1-0シドニーFC 等々力]

 J1リーグ戦よりも先に、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で勝利を挙げた。王者川崎フロンターレはJ1開幕3試合ドロー、ACLは黒星発進と、公式戦4試合未勝利(3分1敗)が続いていたが、ホームで待望の瞬間を迎えた。公式会見に出席した鬼木達監督は「ホームで勝ち点3を取って、サポーターと喜び合えたことをうれしく思う。本当に今日はそれだけ」と言った。

 鹿島がアジア王者に輝いた昨シーズン、川崎Fは2連覇を達成した一方、序盤にACLグループステージ未勝利(3分3敗)で敗退。雪辱を誓う今シーズンは4冠を目標に掲げる中、6日のグループステージ第1節で上海上港(中国)に0-1で敗戦。嫌な流れが続いていたが、連戦のピークで迎えたこの日は苦しみながらも貴重な1勝。2月16日のゼロックススーパー杯浦和戦(1-0)以来、約1か月ぶりの白星を飾った。

 鬼木監督のメンバー選考にもアジア王者への意欲がにじんでいる。MF中村憲剛、FW小林悠の2人は6日のアウェー上海上港戦でフル出場すると、10日のJ1第3節横浜FM戦(2-2)は“温存”。再びACLで先発した中村はボランチの位置でフル出場。守っては前半38分、後半35分に素早くボールを奪取して危険を潰し、攻めては後半38分に右足クロスで決勝ゴールを演出した。

「ACLは最初(第1節)に負けて、自分たちが自信を取り戻す意味ではもっとドカンと勝てればいいけど、体力的にもそうはいかない。向こう(シドニーFC)もまず守りからっていうのがあったと思う。そういう相手をちゃんとゼロで抑えて勝った」(中村)

 過密日程の中、満足できる試合内容には遠くても、勝利が一番の良薬になる。「ずっとモヤモヤしてたけど、やっぱり勝って雰囲気も良くなりましたし。ロッカールームも」。5連戦のラストは中2日、17日の第4節G大阪戦。次はホームで今季J1初勝利をもぎ取る。

(取材・文 佐藤亜希子)
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