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圧倒的な最大勢力へ…森保J、初招集コンビ含む4人が東京Vユース出身

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東京Vユース出身の選手たち

 日本代表森保一監督が14日、都内で記者会見を行い、22日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(日産ス)、26日の同ボリビア戦(ノエスタ)に向けた日本代表メンバー23人を発表した。アジア杯のメンバーからは13人が入れ替わった。

 目を引くのは一挙に集まった名門出身選手たちだ。アジア杯を負傷離脱したMF中島翔哉(アルドゥハイル)が帰還を果たし、MF小林祐希(フローニンゲン)は2017年10月以来の復帰。さらにDF安西幸輝(鹿島)とDF畠中槙之輔(横浜FM)が初招集。これにより東京ヴェルディユース出身者が4人となり、2種年代出身クラブの圧倒的な最大勢力となった。

 学年的には小林が最年長の1992年度生まれで、中島が94年度、安西と畠中が95年度の同期。高校年代ビッグタイトルの全国クラブユース選手権大会では、2010年に小林と中島、11年には中島・安西・畠中が戦力となって大会連覇を果たしており、名門アカデミーの一時代を共に築いた間柄だ。

 東京Vユースは伝統的に個人能力をコンビネーションの中で発揮するスタイルを志向しており、森保監督の「チームのコンセプトの中で自分の良さを最大限出してもらいたい」という要求にも合致。現在は4人ともクラブを離れて戦っているが、日の丸のユニフォームで名門の誇りをアピールしたいところだ。

日本代表メンバーの出身2種チームは以下のとおり

▽GK
東口順昭(G大阪/洛南高)
シュミット・ダニエル(仙台/東北学院高)
中村航輔(柏/柏U-18)

▽DF
西大伍(神戸/札幌U-18)
佐々木翔(広島/城山高)
昌子源(トゥールーズ/米子北高)
室屋成(FC東京/青森山田高)
三浦弦太(G大阪/大阪桐蔭高)
安西幸輝(鹿島/東京Vユース)
畠中槙之輔(横浜FM/東京Vユース)
冨安健洋(シントトロイデン/福岡U-18)

▽MF
乾貴士(アラベス/野洲高)
香川真司(ベシクタシュ/FCみやぎバルセロナユース)
山口蛍(神戸/C大阪U-18)
小林祐希(ヘーレンフェーン/東京Vユース)
宇佐美貴史(デュッセルドルフ/G大阪ユース)
柴崎岳(ヘタフェ/青森山田高)
中島翔哉(アルドゥハイル/東京Vユース)
南野拓実(ザルツブルク/C大阪U-18)
守田英正(川崎F/金光大阪高)
堂安律(フローニンゲン/G大阪ユース)

▽FW
鈴木武蔵(札幌/桐生一高)
鎌田大地(シントトロイデン/東山高)

(取材・文 竹内達也)

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