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[MOM2816]鹿児島城西MF田島聖(2年)_仲間の活躍に刺激受けて練習重ね、流経から2発!

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鹿児島城西高は交代出場MF田島聖は2ゴールの大活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.14 サニックス杯予選リーグ 流通経済大柏高 1-2 鹿児島城西高 グローバルアリーナ]

 鹿児島城西高は交代出場MF田島聖(2年)が、選手権準優勝校・流通経済大柏高から2ゴールを奪った。

 前半32分に投入された田島は0-0の後半13分、PA内左寄りの位置でボールを受けると、素早いターンから「マイナス(へのパス)は考えずに逆サイドに打てば、こぼれて味方が詰めてくれるんじゃないかと思って打ちました」と右足シュート。見事に逆サイドのゴールネットを揺らした。

 直後に追いつかれたが、田島は19分にも「ゴール見ていなかったんですけれども感覚でゴールを見て何とか入りました」という右足シュートで再びゴールを奪う。新田祐輔監督が「元々スピードがあるし、ボールも蹴れる」というアタッカーが2発。強豪相手に結果を残した。

 田島は下級生時から公式戦出場を経験してきた選手だが、優勝した九州新人大会では出番を増やすことができなかった。それでも、「仲間が九州大会で活躍して、出れない自分がいたので、そこを仲間ですけれども越せるように練習してきました」というMFは、サニックス杯でチャンスを掴み、福岡U-18戦で1ゴール、流経大柏戦でも2ゴールと結果を残している。

「流経は日本一を争う強豪校なので、そこから2ゴールを決められたのは個人的にも良い収穫になったと思います」と田島。鹿児島城西OBの日本代表FW大迫勇也に憧れて沖縄から鹿児島城西へ進学してきた田島は、大迫を育てた小久保悟総監督や新田監督の指導を受けながら自信をつけてきている。裏への抜け出しや1対1からのシュートなど強みをさらに磨いてポジションを勝ち取り、チームの鹿児島4冠、日本一に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)

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