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“イブラばり”ハイキックも飛び出す…2戦連発の東京V林陵平「ゴールの取り方は知っている」

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東京VのFW林陵平が2試合連続ゴール

[3.16 J2第4節 東京V 2-3 栃木 味スタ]

 FWズラタン・イブラヒモビッチ(LAギャラクシー)ばりのフィニッシュワークも飛び出した。東京ヴェルディのFW林陵平は0-1の前半15分に2試合連続ゴールを挙げると、後半にダイナミックな動き出しから決定機。2戦連続のマルチ弾こそ逃したものの、チームが敗れた中で確かな存在感を示した。

 林は今季初スタメンでシーズン初得点を含む2ゴールを記録した前節の金沢戦(2-1)に続き、今節も先発フル出場。FW端戸仁との2トップでゴールに迫り、失点直後の前半15分に早くも仕事を果たす。PA内でマークを外し、右サイドのMF小池純輝が送ったクロスにニアで反応。ダイビングヘッドでゴール右に押し込んだ。

「ゴール前の動き出しは常に意識しているし、エーコ(小池の愛称)に渡った瞬間に、少しディフェンスより前に出るポジション取りをしているので、先に予測をしてあのポジションを取っています」

 ストライカーとしての嗅覚を生かしたプレーで今季3ゴール目を決めた林。2-1と逆転して迎えた後半19には左のMF佐藤優平からのクロスに対し、相手の死角からニアに飛び出すと、ジャンプしながら左足を高く上げて合わせる。

「自分の中でイブラヒモビッチ的な感じだった」という派手なフィニッシュは追加点につながらなかったが、「ぎりぎり届くか届かないかというところで、自分自身のコンディションはすごくいいので、ああいう部分で足先でも触れるような状態になっている。自分のコンディションはすごくいいです」と、現在の調子の良さを実感する1プレーとなった。

 その後、東京Vは終盤に2失点を喫し、2-3で逆転負け。「チームスポーツなので勝てていないのは残念です」。今季初の連勝を逃したチームは、24日の第5節で徳島とのアウェー戦に臨む。“絶好調男”は立て直しを図る一戦に向け、「試合に出れば点を取れる自信は常にある。ゴールの取り方は僕自身知っているので、出れば点を取れると思っています」と頼もしく語った。

(取材・文 阿部哲也)
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