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“ビルバオ愛”示したスペイン代表MF「どこにも行きたくない。だから違約金も必要ない」

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イケル・ムニアインビルバオ愛を示した

 ビルバオMFイケル・ムニアインは、絶滅危惧種であるワン・クラブ・マンになる道を歩んでいる。

 昨年の11月にビルバオとの契約を2024年まで延長したムニアインだが、両者は契約内容に違約金を含めず。リーガ・エスパニョーラにおいて違約金が存在しない契約は、極めて稀である。

 違約金がないことで何にも縛られることなくビルバオを退団できるムニアインだが、もちろんそんな意思はなく、下部組織から過ごす同クラブでキャリアを終える考えだ。スペイン『パネンカ』とのインタビューで、自身を考えを次のように伝えている。

「僕は自分の心のチームで、サン・マメスでプレーしている。『どこに行くんだ?』と自分に問いかけてみても、どこにも行きたくはないんだ。だったら、どうして違約金がなくてはいけないんだ?」

 かつてレアル・マドリー移籍などの噂もあったスペイン代表MFだが、愛するビルバオでビッグチームを打ち負かすことに、大きなモチベーションを感じている様子だ。

「契約を延長したとき、たくさんの人たちから『どんだけ野心がないんだよ。より大きいクラブへ行って、もっとタイトルを獲得する選択肢もあったはずだ』と言われた。でも、僕は正反対だと思う。全タイトルを狙っているチームを負かす以上に大きな野心はない。それ以上のことがあるのかい?」

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