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パトが中国天津天海との契約解除を発表…新天地は未定ながら自由移籍でJリーグ挑戦も?

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FWアレシャンドレ・パトがJリーグ挑戦の可能性も?

 元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトが、天津天海との契約を解除したことを発表した。

 2017年1月に中国スーパーリーグの天津権健(現天津天海)に加入したパト。中国で2シーズンを過ごし、リーグ戦47試合で30ゴールをマークするなどの活躍を見せた同選手だが、今季は開幕2試合に欠場していた。そして16日、パトはクラブと契約を解消したことをソーシャルメディアを通じて明かした。

「中国での僕の冒険は終わりを迎えた。2017年に初めて天津に来てから2年間を中国で過ごし、チームメイトとともにとても満足のいく時間を送れた。中国は僕を男として成長させてくれたと感じている。新しい街にやって来て、この大きな国の異なる文化や習慣を学んだ。それに、クラブ史上初となるアジアチャンピオンズリーグ進出を僕のゴールとフットボールで助けることができた」

「僕のクラブ、僕のチームメイト、コーチ、クラブで働いているすべての人、僕に声援を送ってくれたファン、そしてこの2年間で出会った全ての良き中国の人に感謝を伝えたい。僕は中国のことを恋しく思うだろうし、中国の人も僕のことを恋しく思うだろう。これからも繋がっていたいと思う」

 かつてミランで活躍したパトもすでに29歳になり、中国から離れることを発表した同選手の新天地はまだ未定。今後は母国ブラジルでプレーすることも予想されるが、その一方でフリー移籍が可能となったこともあり、移籍市場がまだオープンとなっているJリーグに加わるシナリオも十分に考えられる。

 インテルナシオナウ時代、10代にして評価を高めミランに引き抜かれたパト。なぜ中国リーグのシーズンが始まったこのタイミングで契約解除に至ったのか。そして同選手は今後、どのようなキャリアを歩むのか、その動向が注目される。
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