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[MOM2821]立正大淞南MF片淵竜鳳(2年)_檀崎参考のカットイン炸裂!2G1Aの大暴れ

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立正大淞南高MF片淵竜鳳はカットインからのシュート、ラストパスで躍動

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.17 中国高校新人大会準決勝 就実高 1-4 立正大淞南高 広島皆実高G]

 得意のカットインは最後まで止まらなかった。立正大淞南高MF片淵竜鳳(2年)は中国大会準決勝で2得点1アシストの活躍。左サイドからのカットインでゴール前に侵入し、シュート、ラストパスで快勝に大きく貢献した。

 まずは前半33分、左サイドから中央へ運びながらタイミングよくラストパス。FW石橋克之(2年)の先制点をアシストすると、後半8分に左サイドから斜めに持ち込みながら右足を一閃する。弾丸ショットをゴールに突き刺すと、ベンチの南健司監督も拍手。片淵は33分にも右足シュートをゴールに叩き込んだ。

 中学時代は右サイドのクロッサー。だが、現在は立正大淞南進学後に配置された左サイドで躍動している。得意のカットインでは緩急をつけながら相手DFに触られることなくゴール前へ。そのドリブルの参考にしている選手は、選手権で青森山田高を日本一へ導いたMF檀崎竜孔(現札幌)だ。

「ドリブルの参考にしているのは去年の青森山田の檀崎竜孔選手。左サイドの選手だったら、ゴールポストの内側を狙うドリブル。それを檀崎選手がやっていると聞いたので参考にさせてもらっています」

 得点、アシストのシーン以外にもカットインは止まらず、チャンスを連発。また、この日は南監督から一週間前に教わったというインフロントでのシュートの蹴り方も実践し、準々決勝、準決勝でパワーショットでのゴールを決めて見せた。

「自分の得意なカットインから得点とアシストができたというのは凄く良かったと思います」と片淵。南監督はさらに結果を出していくためにより自己主張する部分を求める。また本人も自覚していたように、パワフルにプレーする部分も必要。そして、得意のカットインからのシュート、縦へ切れ込む部分も磨いてよりゴール、アシストを連発する。

(取材・文 吉田太郎)

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