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[知的障害者全国選手権]決勝は静岡県選抜が日本代表・上山のハットトリックの活躍で優勝

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山口(白)にボールを持たれても静岡(青)の強さは崩れなかった

【第16回全日本知的障害者サッカー選手権大会’19 チャンピオンシップ 決勝戦】(17日、岐阜市北西部運動公園)
静岡県選抜 4-3(前半4-0)奈良バモス

 16回目を迎える全日本選手権の決勝は静岡県選抜と奈良県の奈良バモスという初顔合わせの対戦となった。
 静岡県選抜は昨夏の知的障がい者サッカー世界選手権の日本代表を3人擁し、若い選手も伸び盛りのチーム。グループリーグでは2試合で16得点の破壊力をもつ。一方、奈良バモスは激戦のグループAで強豪の東京都U-20、日本代表2人を中心とした西の強豪山口選抜を破り決勝に勝ち上がってきた 。
 試合は静岡が日本代表として出場したMF上山紘輝を中心に押し気味に進める。前半14分、24分にMF上山紘輝が立て続けに得点を決めると、直後に同じく日本代表のMF小林勇介が3点目、33分にはMF上山紘輝がハットトリックとなる4点目を決めた。
 前半だけで4点リードを奪った静岡県選抜は後半に退場者を出し、奈良バモスが後半20分過ぎまでに3点を返したが、静岡選抜は最後まで守り切った。試合後、静岡県選抜チーム関係者は「選抜に16年間関わっているが、このチームは一番強いかもしれない」と語った。

得点者
[静岡県選抜]
上山紘輝(前半14分)
上山紘輝(前半24分)
小林勇介(前半25分)
上山紘輝(前半33分)

[奈良バモス]
平岡歩(後半2分)
瀬川真也(後半6分)
徳村雄登(後半22分)

先発メンバー
[静岡県選抜]
Pos 名 前
GK1岸山健太
MF2高場潤
DF5佐藤元輝
DF6遠藤昇吾
MF7杉森柊太朗
MF8杉村流生
MF9小林勇介
MF10上山紘輝
FW11デソウザ・ルーカス・ヘンリケ(後半8分→4大橋穂高)
MF12海野真我
FW13飯室省吾(後半36分→15半田佳久)
監督櫻井雅巳

[奈良バモス]
GK1礒部涼清
DF3橋本一騎
DF4佐田友輔
DF5上西真人(後半0分→12丸山一喜)
DF6塚元雅貴
DF7徳村雄登
MF2高橋圭吾
MF16岡北昌之
MF11木下明人
FW8瀬川真也
FW9平岡歩
監督小出一朗
【注】番号は背番号

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