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ミラノダービーはインテルに軍配! 指揮官はEL敗退から奮起、「木曜日に起きたことは忘れたよ」

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インテルがダービーを制した

[3.17 セリエA第28節 ミラン2-3インテル]

 セリエAは17日に第28節を行い、ミランインテルはサン・シーロスタジアムで対戦。“ミラノダービー”はインテルが3ー2で勝利した。

 勝ち点1差の上位対決は試合開始早々から動き出す。インテルは前半3分、FWイバン・ペリシッチが右サイドからクロスを上げると、ファーサイドのFWラウタロ・マルティネスが頭で折り返し、最後はMFマティアス・ベシーノが右足で押し込んだ。

 先制したインテルはその後も攻撃を仕掛け、一方でミランも前半24分にMFハカン・チャルハノールが強烈なミドルを放ち、一進一退の攻防が続く。前半はインテルが1-0でリードして折り返した。

 インテルは後半6分に追加点。右CKをショートコーナーで始めると、FWマッテオ・ポリターノのクロスをDFステファン・デ・フライが頭で流し込む。0-2と追い込まれたミランは同11分、チャルハノールのFKをMFティエムエ・バカヨコがヘディングシュート。1点を返し、ダービーはさらに過熱していく。

 試合が再び動いたのは後半21分。インテルはポリターノがPA内でMFサムエル・カスティジェホに足を引っ掛けられ、PKを獲得。ラウタロが冷静にPKを決めて、3-1と再び2点差となった。

 ミランは後半26分、右サイドのMFスソが鋭いクロスを上げ、DFアレッシオ・ロマニョーリが頭で合わせるも、相手DFとGKに阻まれる。しかしこぼれ球をDFマッテオ・ムサッキオが押し込んで、またしても1点差ににじり寄った。

 サン・シーロは最高潮の盛り上がりを見せるも、その後得点は動かず。インテルが3-2でダービーを制した。

 インテルの公式サイトでは、ルチアーノ・スパレッティ監督のコメントを掲載。ヨーロッパリーグでの敗戦を引き合いに「我々の歴史は明白だ、我々はインテルである。木曜日に起きたことは忘れたよ、そこにはもう線引きしたんだ、そして異なるパフォーマンスで軌道に戻ったね」とダービー勝利の喜びを噛みしめた。

「インテル選手全員が常に違いを作り出すその選手たちだ。誰もがACミランが本命だと思っていた、試合の主導権を握るのは簡単ではなかったよ」

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