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森保Jが17人で合宿開始、“初招集”香川には「背中で引っ張って」

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17人で合宿をスタートさせた日本代表

 日本代表が18日、横浜市内に集合し、22日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(日産ス)に向けて合宿を開始した。初日のトレーニングには、ロシアW杯以来のA代表復帰となったMF香川真司(ベシクタシュ)ら17選手が参加。ランニングなど軽めのメニューで約40分間、調整した。

 17日に欧州でのリーグ戦があったMF堂安律(フローニンゲン)、MF南野拓実(ザルツブルク)、MF柴崎岳(ヘタフェ)、FW鎌田大地、DF冨安健洋(ともにシントトロイデン)の5選手は19日から合流予定。17日のJ1第4節で不出場だったMF守田英正(川崎F)は右太もも裏違和感のため大事を取って宿舎で調整した。

 17人でのトレーニングは森保一監督を中心とした円陣からスタート。指揮官は「このチームで戦ったわけじゃないが、アジア杯は厳しい戦いだった。これからのアジア予選も非常に厳しい戦いになるので力をつけないといけない」と伝えたといい、アジア杯から13人が入れ替わった選手たちはやや緊張した面持ちで汗を流した。

「初めてチームとして仕事をする選手は何人かいるが、いつもスカウティングをしているので同じチームでやっているような感じ」。練習後、初日のチームの印象をそう語った森保監督は「今は固いところもあるが、全員が集まれば明るい雰囲気になっていくはず」と今後のムード作りに期待を寄せた。

 昨年のキリンチャレンジ杯同様、コロンビア戦とボリビア戦(26日・ノエスタ)では異なるメンバーを起用する見込み。主将のDF吉田麻也は招集外のため、ゲームキャプテンは「当日決める」とのことだが、森保ジャパン初招集の香川には「まずは背中で引っ張ってもらって、若い選手にいろんなことを伝えてもらいたい」とリーダー的な役割を求めていた。

(取材・文 竹内達也)

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