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代表復帰の香川、トップ下争う南野に「推進力があってパワフル」

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森保ジャパンに初合流したMF香川真司

 森保ジャパンの新たなトップ下争いが幕を開けた。MF香川真司(ベシクタシュ)がロシアW杯以来の日本代表復帰を果たしたが、当然、そこには競争が待っている。

 昨年9月の森保ジャパン初陣から今年1月のアジアカップまでトップ下で主力を担ってきたMF南野拓実(ザルツブルク)について聞かれた香川は「タイプは違うと思っている」と前置きしたうえで、「アジアカップでも非常にいいプレーをしていた。ゴールという結果はなかなか取れていなかったけど、推進力があって、パワフルなところがある。そこは彼の特徴ではないかなと思うし、海外でもやっているので、そういう経験も自信になっていると思う」と言及した。

 日本代表のトップ下を任される重圧を理解しているからこそ、24歳のアタッカーへのリスペクトを口にした30歳のMFは「そういう中でお互いがピッチの上でいいプレーができるようにやっていければいいかなと」と指摘。チーム内の競争がチーム力を底上げすることにつながるのは間違いない。「所属チームもそうだし、競争は確実に生まれてくる。そういう高いレベルでお互い競争できればいい」と、新たなライバルとのポジション争いを歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)

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