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あなたの好みは!? 通算51度目のハット、メッシの美しき3ゴール

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FWリオネル・メッシの美しきゴールにベティスのサポーターも拍手

 17日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節でベティスと対戦したバルセロナは4-1の快勝を収め、2位アトレティコとの勝ち点差を10に広げた。

 快勝へと導いたのは3得点を奪ったFWリオネル・メッシだった。前半18分、ゴール正面やや右の位置でFKを得ると、背番号10がキッカーを務める。ゴール右寄りに築かれた壁を避けるように左へと蹴り出されたボールの先には、GKパウ・ロペスが待ち構えていたものの、左上に向かって美しい軌道を描いたシュートは横っ飛びしたP・ロペスの手に触れることなくゴールネットに突き刺さった。

 さらに前半アディショナルタイムには、“相棒”との好連係でゴールを陥れる。中盤でボールを受けたメッシは前方のFWルイス・スアレスにボールを預け、自身はトップスピードでPA内へと走り込む。背中を向けていたスアレスだがメッシの動きをしっかりと感じ取っており、ヒールで巧みなリターンパス。誰よりも早くボールに到達したメッシが左足アウトで流し込み、自身2点目を記録した。

 そして、後半40分にまたもや魅せる。CKのこぼれ球を拾うと、PA右から中央に切れ込んで左サイドのMFイバン・ラキティッチに展開。自身はゆっくりと同方向に向かってラキティッチの優しいパスを呼び込むと、意表を突くようなダイレクトでループシュートを放つ。緩やかな軌道を描いたボールはクロスバーの下に当たって落下すると、ゴールマウスに収まってハットトリック達成となった。

 自身51度目のハットトリックはあまりにも美しい3ゴールとなった。スペイン『アス』によると、3点目が生まれた直後にベティスファンからもメッシを称賛する声が聞かれたようで、メッシも「ライバルのファンにゴールを祝われたことは今までなかったよ」と振り返ったように、誰しもを魅了するゴールになった。

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