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ローマ会長、退任したモンチSDに不満吐露「高額投資して全権を与えたのに…」

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ローマ会長がモンチSDに不満を吐露

 ローマのジェームズ・パロッタ会長が18日、ローマの公式サイトで声明を発表し、8日に契約を解消したスポーツディレクターのラモン・ロドリゲス・ベルデホ、通称モンチ氏について述べた。

 モンチ氏は2017年4月、ローマのSDに就任したが、これまで歩みを共にしてきた指揮官のエウゼビオ・ディ・フランチェスコが今月8日に成績不振の責任を問われて解任されると、自身もローマとの契約解消を決断した。その後わずか10日ほどで古巣セビージャへの復帰が発表され、記者会見が行われると、ローマのパロッタ会長は不満を漏らした。

「記者会見でのモンチのコメントを読んで少々、驚かされた。『お互いに別々の道を歩んでいくことを望んだ』と言っていたが、当初から方針については明確にしていたつもりだ。だからこそ高額の投資をしてモンチを引き抜いた。トップレベルの監督やコーチ、メディカルスタッフ、スカウト、トップレベルの組織を準備したいと伝えた。彼を信じ、任せるように言われ、監督の選任や補強なども含めて全権を与えた。だがかつてないほどに負傷者が続出し、2014年以降、初めてトップ4から脱落しそうな事態だ。チームのパフォーマンスや結果を見る限り、彼の方針が上手く行かなかったのは明らかだ」

 ローマ会長は、昨年11月からディ・フランチェスコの続投を頑なに望んでいたモンチ氏に疑問を感じていた。

「成績不振に陥っていた11月、監督が選手の士気を高められずに苦労しているのは誰の目にも明らかだった。私はモンチに対し、もし状況が悪化した場合に移行するようにプランBを尋ねた。だが彼は、ローマのスポーツ部門の唯一の責任者でありながら、プランBを持っていなかった。彼にとってプランBとは、プランAの戦略を続行することだったのだと説明がついた」

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