beacon

ワールドグランプリB組2戦目は昨年の決勝対決。アルゼンチンがマキシの2試合連続2ゴールで貫禄勝ち

このエントリーをはてなブックマークに追加

マキシが後半9分に先制ゴール

【IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2019 グループリーグB組】(品川区立天王洲公園)
アルゼンチン代表 2-0 (前半0-0)イングランド代表

 昨年の決勝の対決となった一戦はアルゼンチン代表が王者の貫禄を見せた。アルゼンチン代表は前半2分、前日のタイ代表はベンチスタートだったナウエル・エレディアが左サイドからシュートを放つも、わずかに左に外れる。タイ戦で2発決めたエースのマキシこと、マキシミリアーノ・エスピニージョは前半9分すぎに左サイドから中央にやや寄りながらこの日初シュートを放ったが、ネットを揺らせず。14分過ぎには一度ベンチに下がり、イグナシオ・オヴィエドと交代した。そのオヴィエドが前半16分にシュートを放つも、この試合が大会初先発となったイングランドGKディラン・モーパスが2本連続で阻止。前半を0-0で折り返した。

 後半から再びピッチに戻ったマキシが本領を発揮。9分に左サイドから中央に寄りながら右足シュート。待望の先制ゴールを決めると、試合終了間際にも同じく左サイドから中央に寄りながら右足シュートを決め、2試合連続2発。イングランドは19日の
トルコ戦でハットトリックを決めた身長185cm近くあるダニエル・イングリッシュがマキシに体を当てながら厳しいマークを繰り返したが、簡単には倒れない。自分の間合いに持ち込めた一瞬でゴールを決める決定力が光った。

得点者
[アルゼンチン代表]
マキシミリアーノ・エスピニージョ(後半9、20分)

≪先発選手≫
[アルゼンチン代表]
前半
GK1ダリオ・レンシナ
FP4フロイラン・パディージャ
FP5ナウエル・エレディア
FP11マルセロ パニーザ
FP15マキシミリアーノ・エスピニージョ

後半
GK1ダリオ・レンシナ
FP4フロイラン・パディージャ
FP5ナウエル・エレディア
FP11マルセロ パニーザ
FP15マキシミリアーノ・エスピニージョ
ガイド ヘルマン・マルケス
監督マルティン・デモンテ

[イングランド代表]
前半
GK1ディラン・モーパス
FP3オーウェン ベインブリッジ
FP5ダニエル・イングリッシュ
FP7ブランドン・コールマン
FP9ロイ・ターナム

後半
GK1ディラン モーパス
FP10ダレン・ハリス
FP5ダニエル・イングリッシュ
FP8レインボウ・ムブアンギ
FP9ロイ・ターナム
ガイド アダム・ベンドール
監督ジョナタン・ピュー
【注】番号は背番号

ワールドグランプリ 日本代表メンバー
ワールドグランプリ日程 / ルール

(取材・文 林健太郎)

●障がい者サッカー特集ページ

TOP