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約4年半ぶり代表合流の西大伍、森保監督との“青空会談”は「世間話」

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森保ジャパン初招集のDF西大伍

 約4年半ぶりの代表合宿にも自然体で臨んでいる。森保ジャパン初招集となった日本代表DF西大伍(神戸)は17年12月のE-1選手権にも招集されていたが、ケガのため参加を辞退。代表合流はアギーレジャパン時代の14年10月以来となった。

 DF室屋成と争うことになる右サイドバックは今回は招集外のDF酒井宏樹が君臨するポジションだが、「アピールという方向にいきがちだけど、一番大事なのはチームを勝たせること」と、あくまで代表チームの一員としてのスタンスを貫く。「僕の良さは試合を落ち着かせることだったり、リズムを変えるところだと思っている」と冷静に語った。

 31歳は今回のメンバーではフィールド選手最年長。とはいえ、「特に強い意識は持っていない。今まで僕がそれぞれのチームでやってきたことで伝えるべきところは伝えます」と気負いはない。“初対面”の森保一監督について「思ったことがあれば全部話します」と言うとおり、前日19日の練習後には他の選手がロッカールームに引き上げる中、一人ピッチに残って指揮官とマンツーマンで話し込む姿があった。

 その内容については「世間話です」とはぐらかしたが、ベテランらしく監督やチームメイトと積極的にコミュニケーションを取っている。前回、代表合宿に参加した14年10月は出場機会がなく、代表戦出場となれば、A代表初選出で先発デビューした11年6月1日のキリンカップ・ペルー戦(△0-0)以来。当時は3-4-3の右ウイングバックで先発したが、前半のみで交代しており、22日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(日産ス)に出場すれば、実に2851日ぶりの2キャップ目となる。

(取材・文 西山紘平)

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