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バルサが今夏にフィリペ・コウチーニョを売却すべき3つの理由…海外メディアが指摘

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昨年1月にバルセロナへ加入したMFフィリペ・コウチーニョ

 英『スポーツ・キーダ』が「今夏にバルセロナフィリペ・コウチーニョを売却すべき3つの理由」と題し、ブラジル代表MFを取り上げている。

 コウチーニョは昨年1月、1億4200万ポンド(約200億円)でリバプールからバルセロナに完全移籍。これはクラブ史上最高額で、サッカー界全体でも3番目の金額だった。

 クラブレジェンドであるMFアンドレス・イニエスタ(現神戸)の長期的な代役選手として大きな期待を受け、初年度は半シーズンで公式戦22試合に出場して10ゴール6アシストを記録。開幕からプレーした今季は、ここまで公式戦41試合で9ゴール5アシストをマークしている。

 同メディアは1つ目の理由として、金額に見合う活躍を見せていないことを挙げた。コウチーニョには現在、クラブで3位となる週給20万ポンド(約3000万円)が支払われている。しかし、リバプール時代に匹敵するパフォーマンスを披露しているとは言い難く、同メディアは「彼を高給取りのリストから外すことが、クラブにとってより良いことだ」と指摘した。

 2つ目の理由はフランス代表FWウスマン・デンベレの台頭だ。デンベレも2017年に当時クラブ史上最高額の移籍金で加入し、初年度は負傷に悩まされていたが、今季はここまで公式戦35試合で14ゴール8アシストを記録。コウチーニョをベンチに追いやって先発する機会も増えており、同メディアは「デンベレが現在のパフォーマンスを維持する限り、コウチーニョはスタメン11人から外れることになるだろう」と言及している。

 3つ目は売却して得た資金で、新たな選手を獲得すべきというもの。バルセロナでは真価を発揮し切れていないコウチーニョだが、同メディアは「ブラジル人選手には、いまだ多くのファンがいる」とし、マンチェスター・ユナイテッドやパリSGが関心を持っていることを伝えている。現在コウチーニョに設定されている移籍金は8500万ポンド(約124億円)。同メディアは「(獲得時から)大幅な損失を招いたとしても、その資金でより安価でより効果的な代役選手を探すことができる」と提案している。

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