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ワールドグランプリ優勝候補のアルゼンチン代表は、エース・マキシら主力温存してトルコ代表に快勝

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決勝ゴールをあげたペレイラ(右)

【IBSAブラインドサッカーワールドグランプリ2019 B組】(品川区立天王洲公園)
アルゼンチン代表 1-0 (前半0-0)トルコ代表

 グループリーグ2連勝で準決勝進出を決めていたアルゼンチン代表は、2試合で4得点をあげていたマキシミリアーノ・エスピニージョや守備の要、フロイラン・パディージャを温存し、26歳のブライアン・エマニュエル・ペレイラや22歳のマティアス・マルティン・オリヴェラを初先発させた。

 常に優位に進めながらゴールネットは揺らせなかったアルゼンチン代表はペレイラが大会初先発の起用に応えた。後半2分、右サイドからスピードあるドリブルで侵入し、左上に突き刺さるようなゴール。待望の先制ゴールをあげ、主導権を握った。試合終了残り2分、ペレイラはドリブルを仕掛けていった際に、相手選手と接触し、右ひざを強打。立ち上がることが出来ず、担架で運び出された。

 アルゼンチン代表のマルティン・デモンテ監督は「今日は若手選手が高いレベルの国際試合の経験を積むための試合だった。(ペレイラの初ゴールは)すごく重要なゴールだ。毎日一生懸命練習していたし、彼にとってもチームにとってもプラスになるゴールだった。次の試合にむけて、他の(主力)選手が休めて若手選手のレベルもあげられたと思う。ペレイラも次の試合には間に合うと思う」

 準決勝のスペイン戦にむけて、余裕の笑顔を浮かべていた。

得点者
[アルゼンチン代表]
ブライアン・ペレイラ(後半2分)

≪先発選手≫
[アルゼンチン代表]
前半
GK12ヘルマン・ムレック
FP5ナウエル・エレディア
FP8ブライアン・ペレイラ
FP2ナウエル・ロペス
FP3マティアス・オリヴェラ

後半
GK12ヘルマン・ムレック
FP5ナウエル・エレディア
FP8ブライアン・ペレイラ
FP10イグナシオ・オヴィエド
FP11マルセロ・パニーザ
ガイド ヘルマン・マルケス
監督マルティン・デモンテ

[トルコ代表]
前半
GK12アイクト・アキエン
FP4カフラマン・クルベトグル
FP6ラマザン・クンドゥズ
FP9エルザン・バイラクタル
FP7エムラー・エジャル

後半
GK12アイクト・アキエン
FP2エミル・メルジャン
FP6ラマザン・クンドゥズ
FP9エルザン・バイラクタル
FP7エムラー・エジャル
ガイド ハサン・ユルドゥルム
監督ジョン・ボール
【注】番号は背番号

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(取材・文 林健太郎)

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