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コロンビアのCBから受けた刺激は…冨安「そこは自分も求めていきたい」

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ランニングするDF冨安健洋

 対戦相手から学ぶこともある。20歳にして森保ジャパンで不動のレギュラーに定着した日本代表DF冨安健洋(シントトロイデン)。22日のコロンビア戦(●0-1)では特に後半、相手の激しいプレッシャーの前にビルドアップで苦しんだが、「後ろからしっかりつないでチャレンジするという姿勢は見せられた。そういうチャレンジはやっていかないとうまくならない。昨日のチャレンジは前向きに捉えるべきだと思う」とポジティブに評価した。

 一方で「相手のセンターバックのほうが正確に縦にボールを入れていた。そこは自分も求めていきたい」と、コロンビアのDFジェリー・ミナ(エバートン)、DFダビンソン・サンチェス(トッテナム)というプレミアリーグでプレーする両センターバックに刺激も受けた。「ボールを受ける前のポジショニング、パス出し。細かいところをやっていかないといけない」と、攻撃の第一歩となるビルドアップの精度をさらに高めていく決意だ。

 DF吉田麻也不在の最終ラインではロシアW杯以来の代表復帰となったDF昌子源と初めてセンターバックを組んだ。「だれとやってもコミュニケーションを取りながらやらないといけないし、そんなに合わない選手はいない」。初のコンビながらコロンビアの攻撃をPKによる1失点に食い止め、「(昌子)源くんがリーダーシップを取って、90分間声を出してやってくれた」と感謝すると、「今日もランニングしながら細かい話をした。練習からコミュニケーションを取って感覚を合わせていけばもっと良くなると思う」と手応えを口にした。

(取材・文 西山紘平)

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