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欧州スーパーリーグが2024年以降誕生へ…構想は3ディビジョン制、昇格・降格あり、そして週末開催

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 常々噂されてきたサッカーの欧州スーパーリーグの誕生が、いよいよ現実味を帯びてきた。スペイン『マルカ』によれば、2024以降に誕生する可能性が高まっているとのことだ。

 欧州のビッグクラブがコントロールする欧州クラブ協会(ECA)と欧州サッカー連盟(UEFA)は今月19日、2024年以降の欧州カップ戦フォーマット変更の草稿案について話し合った模様だ。その背景にはUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のグループリーグにおけるクラブ間格差が増大しており、ECA、UEFA、また各国映像会社にとって収入が思うように伸びていない現状があるという。このために競争力を向上でき、視聴者数の増加を見込めるフォーマット、つまり欧州スーパーリーグを誕生させる方針が固まりつつあるようだ。

『マルカ』によるとECA側、もっと言えばそれを牛耳るビッグクラブ連合は、すでに欧州スーパーリーグの形式について、いくつかの要望を抱えている模様だ。それは欧州CL、ヨーロッパリーグ、また2021年に開幕予定のヨーロッパリーグ2(仮称)のような形でカテゴリー分けされた3ディジョン制で、各ディビジョンには16〜18クラブが所属し、昇格・降格もあり。そして各国リーグと揉めること必至だが、注目を集めるためにも従来のようなミッドウィークではなく、週末開催を求めているとみられる。

 欧州スーパーリーグが誕生するとなると、ビッグクラブだけに注目が集まり、同リーグ非参加クラブや各国のリーグ戦がないがしろにされる状況が生み出される懸念もあるが、果たして……。
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