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23歳CB畠中がA代表デビューへ「緊張してるけど出したくない」

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A代表デビューに臨むDF畠中槙之輔(横浜FM)

 初招集でのA代表デビューは目前だ。日本代表DF畠中槙之輔(横浜FM)は翌日に迫るキリンチャレンジカップ・ボリビア戦(ノエスタ)を控えた25日、「緊張してるけどあまり出したくない。本番は緊張していても気にせずやる」と現在の心境を語った。

 昨季途中にJ2の東京VからJ1の横浜FMへ完全移籍し、今季開幕戦からレギュラーに定着。招集時点ではJ1リーグ戦出場わずか8試合という経歴で初招集に辿り着いた。そんな伸び盛りの23歳は日の丸の舞台でも素直な刺激を受けている。

「すごく勉強になることが多いし、Jリーグとは違うところでプレーしている選手ばかり。リーグのレベルも高いし、正直自分もチャレンジしたい気持ち」。メンバーにはW杯を経験してきた選手も並ぶ中、自らの中で燃える野心は隠さない。

 持ち味は両足で難なくこなせるビルドアップと、地を這うような鋭い縦パス。A代表デビュー戦でJリーグでも見せている武器を発揮すべく、「代表のサッカーはマリノスとは違うけど、整理しないといけないが、持ち味は変わらないのでしっかり出せれば」と意気込む。

 とはいえ、センターバックの本分は守備。対戦相手のボリビアは堅守速攻スタイルのチームのため、一つのミスが展開を一変させる可能性がある。「攻めている時間帯のリスク管理が大事になるし、ボールを取られた後のカウンターのケアが大事」。海外挑戦の野望に近づくためにも、初めての国際舞台に全てをぶつける。

(取材・文 竹内達也)

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