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自力での出場権獲得に向けて…DF大南拓磨「集中して臨める準備をしたい」

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U-22日本代表DF大南拓磨(磐田)

 AFC U-23選手権予選(東京五輪一次予選)に出場しているU-22日本代表は26日、第3節ミャンマー戦を迎える。40度近い酷暑の中、中1日での連戦が続くものの、DF大南拓磨(磐田)は「集中して試合に臨める準備をしたい」と大一番に向けて最高の準備して試合に臨もうとしている。

 22日の第1節マカオ戦では右CBとして先発フル出場を果たして、8-0の大勝に貢献した。しかし、前半は中央の守備を固める相手に苦戦してスコアレスのまま折り返したように、「反省すべきところがあった」と振り返る。

「芝生の影響もあってシュートをふかしたり、チャンスを生かせない中で最終的には点をたくさん取れて勝ち切れたのは良かったけど、相手がすごく引いてきて難しい感じになった前半の戦い方は課題が残ったと思う」

 所属する磐田では昨季終盤に先発出場を続け、プロ4年目の今季は初めて開幕スタメンを張るなど、これまでとは違う立ち位置でシーズンを過ごしている。立場が人を変えるように、「試合に出させてもらっているからには勝たないといけない。出られていない選手に『何であいつが出ているんだ』と思われないプレーを見せないといけない。そういう責任感が芽生え、『自分がやってやろう』という気持ちが一段と強くなった」と心境にも変化があった。

 第3節ミャンマー戦では引き分け以上で本戦(東京五輪最終予選)への出場権を自力で獲得することができる。「まずはチームで勝ち切ることが大事なので、試合に出る出ないに関わらず、皆が集中して試合に臨める準備をしていきたいと思うし、試合に出ることになったら、出ている責任を持ってしっかり戦い抜き、無失点で勝ち切りたい」と意気込んだ。

(取材・文 折戸岳彦)
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