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中国のカンナバーロ新監督が解任危機…今月15日就任も中国杯2連敗で風向き変わる

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ファビオ・カンナバーロ氏は15日に中国代表の監督に就任

 今月15日に中国代表の監督に就任したファビオ・カンナバーロ氏だが、初陣となったチャイナカップでは2連敗。まだ1か月も経たないうちに解任の声が聞こえてきている。『フットボール・イタリア』が25日、イタリア紙『ラ・レプッブリカ』の内容を伝えている。

 元イタリア代表の主将・カンナバーロ氏は現役引退後、アルアハリで指導者としてのキャリアをスタート。2014年12月に広州恒大の監督に就き、15年6月に退任したが、17年11月には再任していた。16年10月から中国を指揮していたマルチェロ・リッピ監督の退任に伴い、今月15日に中国の新監督として就任していた。

 チャイナカップに参戦していた中国だが、21日の初戦でタイに0-1で敗れると、25日の3位決定戦でもウズベキスタンに0-1で敗戦。新体制で初白星を飾ることはできなかった。

 カンナバーロ監督は現在、中国の監督をしながら広州恒大の指揮も継続して行っている。「兼任について話す必要はあるが、もしこのコラボレーションを実行する適切な方法が見つからないのなら、そのときは私は広州恒大の監督を続けていくだろう」。就任から約半月、2試合のみの指揮での解任騒動に注目が集まっている。

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