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今夏バイエルン退団のロッベン、離脱続くも現役続行を希望「フットボールを愛している」

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アリエン・ロッベンは現役続行を希望

 バイエルンでの最後のシーズンを過ごす元オランダ代表FWアリエン・ロッベンは、退団後も現役生活を続ける考えのようだ。地元紙『AZ』がコメントを紹介している。

 2009年夏にレアル・マドリーから加わったロッベンは、バイエルンではこれまで公式戦305試合に出場し143ゴールをマーク。元フランス代表MFフランク・リベリとともに攻撃を支え、数々のタイトル獲得に貢献した35歳ウィンガーだが、今夏にはクラブとの契約が満了となり、退団が決定している。

 しかし、今シーズンも負傷に苦しんでいるロッベンは、昨年11月末のUEFAチャンピオンズリーグでのベンフィカ戦以来負傷離脱を強いられており、復帰時期はいまだに不透明。『AZ』に対して「何度かチーム(練習)に近づいていたが、状態がまた2~3度悪化したんだ」と明かすと、来月6日のドルトムントとの天王山に間に合う可能性については「様子を見なければいけない。でも多分なしかな。やや非現実的だろう」と認めている。

 だが、もう一度バイエルンの選手としてピッチに立つ夢は諦めてはいない。「10年間過ごしたこのクラブでの僕の最後の2か月だ。もう一度プレーして、もう一度このユニフォームを着たいんだ。それが僕にとって一番大事。それがいつなのかはどうだっていい」と退団前の戦列復帰に意気込みを示した。

 また、バイエルン退団後のキャリアについて故郷クラブのフローニンゲンや古巣PSV、JリーグやアメリカのMLSが新天地になる可能性が報じられてきたロッベンだが、現役からの引退も選択肢に入れていることを示唆していた。しかし、これに関しては「この数か月は辛かったけど、僕はフットボールを愛している。身体さえまた機能すれば、まだこれからも続けていくつもりだよ」とまだスパイクを脱ぐタイミングではないことを強調した。

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