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岡田CKから藤井ヘッド! 町田が今季初の連勝達成、愛媛はシュート0

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[3.30 J2第6節 町田1-0愛媛 町田]

 J2リーグは30日、第6節を各地で行い、FC町田ゼルビア愛媛FCに1-0で勝った。DF藤井航大のヘディングシュートが決勝点となり、町田は今季初の2連勝を達成。2連敗の愛媛はシュートゼロに終わった。

 ホームの町田は前節鹿児島戦(◯1-0)と同じ先発。出場停止明けのMF井上裕大、DF深津康太がメンバーに復帰したが、ベンチに控えた。対する愛媛は前節長崎戦(●0-1)から2人を変更。今季加入のDFユトリッチがJリーグ初出場を果たし、MF山瀬功治が今季初先発を飾った。[スタメン&布陣はコチラ]

 立ち上がりは町田が押し込んだ。前半6分、敵陣深くでFW中島裕希がタメを作り、ペナルティエリア内左に抜け出したMF岡田優希にパス。シュートは相手ディフェンスに阻まれ、こぼれ球をボランチ起用のMF奥山政幸が遠目から狙ったが、大きくゴール上に外れた。

 対する愛媛は前節までの3-4-2-1から4-1-4-1にシステムを変更しており、2人のセンターバックとアンカーを使って自陣から組み立てる。ところが、中盤以降のパスがなかなかつながらず、町田のカウンターを受ける場面が多発。それでも効果的にオフサイドを取って攻撃に出ると、前半終了間際にはMF神谷優太のセットプレーなどで好機もつくった。

 町田はハーフタイム明けに岡田とMF戸高弘貴のサイドを入れ替え、さらに圧力を高めるが、前半同様にアタッキングサードでの精度が足りない。シュートのない愛媛は後半18分、山瀬を下げてFW吉田眞紀人を投入。ところが直後の同19分、町田は岡田が鋭い右CKを蹴り込むと、藤井の強烈なヘッドでようやく均衡を破った。

 町田は後半20分、初アシストを記録した岡田を下げてMFジョン・チュングンを投入。すると同25分、中島の浮き球パスからジョンが抜け出し、中央へ折り返したが、FW富樫敬真のダイレクトシュートは枠を外れた。愛媛は同44分、途中出場FW有田光希がPA内から狙うもDF酒井隆介に阻まれ、そのまま試合終了を迎えた。

【おことわり】後半44分のプレーを愛媛のシュートと記していましたが、公式記録でシュート0本となっていたため、記事と見出しを訂正いたしました。記録基準では「ペナルティエリア内で攻撃側が蹴ったボールが至近距離で守備された場合、シュートは記録しない」と定めれらています。

(取材・文 竹内達也)

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