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雪中でサクラ咲く…都倉の移籍後初ゴールでC大阪が連敗ストップ、仙台は4連敗に

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移籍後初ゴールを挙げた都倉賢

[3.30 J1第5節 仙台 0-2 C大阪 ユアスタ]

 30日、J1第5節がユアテックスタジアム仙台で開催され、ベガルタ仙台セレッソ大阪が対戦。FW都倉賢とMF田中亜土夢のゴールによりC大阪が2-0で勝ち、開幕戦以来の勝利を飾った。一方の仙台は4連敗を喫した。

 ルヴァン杯は開幕2連勝だが、リーグ戦未勝利(1分3敗)の仙台は、17日の湘南戦(1-2)から先発5人を変更。FW吉尾海夏が初先発、DF金正也とMF道渕諒平は今季初出場となった。ここまで1勝3敗のC大阪は、浦和戦(1-2)から1人を変更。MFレアンドロ・デサバトに代え、古巣対決となるMF奥埜博亮を起用した。

 ともに3連敗中と浮上のきっかけをつかみたい一戦は、雪が降る中での開催となった。FWハモン・ロペスと吉尾が前線からプレスをかける仙台は、前半15分にPA手前でパスカットしたハモンが左足一閃。低い弾道の鋭いシュートだったが、GKキム・ジンヒョンに弾き出されてしまう。18分には、相手ゴールキックを敵陣でMF兵藤慎剛がヘッドで前線へ送り、FW長沢駿がPA手前から右足を振り抜く。しかし、これはGK正面を突き、先制点とはならなかった。

 一方、正確にパスをつなぎ、相手に揺さぶりをかけるC大阪。前半28分、31分に都倉、29分にMFソウザがダイレクトシュートを放つなど、徐々に流れを引き寄せると、35分に先制点が生まれるFW柿谷曜一朗のダイレクト浮き球パスで右サイドを抜け出したMF松田陸がマイナスに折り返し、都倉が右足シュート。GKシュミット・ダニエルの右手を弾いてゴールネットを揺らし、移籍後初ゴールを奪った。

 後半は互いになかなかエリア内まで持ち込めず、仙台は20分に道渕に代えてDF蜂須賀孝治、C大阪は22分に柿谷に代えて田中を送り込んだ。すると、ピッチに薄く雪が積もる中、27分にスコアが動く。C大阪は敵陣中央で奥埜がボールを奪い、FW清武弘嗣が丁寧にPA右へラストパス。これを入ったばかりの田中が右足で冷静に流し込み、2-0とした。

 得点後、雪が強まっていることからカラーボールに変更。2点を追う仙台は後半29分、MF富田晋伍と長沢を下げ、MF梁勇基とFWジャーメイン良を投入する。しかし、最後までC大阪の守りを崩すことができず、試合はそのまま2-0でタイムアップ。C大阪が仙台の地でサクラを咲かせた。

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