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浦和、劇的森脇弾でドローに持ち込む!! FC東京、16年ぶり埼スタ勝利逃し首位陥落

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試合は1-1の引き分けに

[3.30 J1第5節 浦和1-1FC東京 埼玉]

 J1は30日に第5節を開催し、埼玉スタジアム2002では浦和レッズFC東京が対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半30分にFWディエゴ・オリヴェイラの得点でFC東京が先制するが、同アディショナルタイムにDF森脇良太が同点ゴールを奪い1-1のドローに終わった。

 2連勝中(1分1敗)のホーム浦和は17日のJリーグ第4節C大阪戦(○2-1)から先発3人を入れ替え、DFマウリシオ、負傷から復帰してともに今季初先発となるFW武藤雄樹、MF青木拓矢を先発起用。一方、3連勝中(1分)で首位に立つFC東京はJ1第4節名古屋戦(○1-0)から先発1人を入れ替え、今季初先発となるMF大森晃太郎らがスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 4バックを採用した浦和が試合開始からボールを保持する展開となるが、FC東京が粘り強い対応でフィニッシュまで持ち込ませない。
するとFC東京は前半18分、大森がミドルレンジから狙うも枠を捉え切れず。同20分にはカウンターを発動させてFW永井謙佑が独力でフィニッシュまで持ち込むが、シュートはGK西川周作の守備範囲に飛んでしまう。前半43分には浦和がゴールを脅かすが、武藤のCKからMFエヴェルトンが放ったヘディングシュートはGK林彰洋に弾き出されてしまった。

 前半をスコアレスで折り返すと、浦和は前半終盤に負傷したMF柏木陽介に代えてMFマルティノスをピッチへと送り込む。後半9分にはPA外から武藤が狙ったシュートがゴールを脅かすが、ボールはポストを叩いて先制点を奪うには至らなかった。同16分にはFC東京ベンチが動き、永井に代わってMF久保建英が投入される。

 すると30分にFC東京が試合を動かす。カウンターを発動させて久保が敵陣までボールを運ぶと、D・オリヴェイラへのパスのこぼれ球に久保自身が反応。左サイドを駆け上がるMF東慶悟へとスルーパスを通すと、東のクロスをD・オリヴェイラがヘディングで叩き込んでスコアを1-0とした。

 1点のビハインドを背負った浦和は同37分にDF宇賀神友弥と青木に代えてDF山中亮輔とFW杉本健勇を同時投入して状況を打開しようと試みる。同42分には山中が強烈な直接FKがゴールを襲うが、クロスバーを叩いてしまってゴールネットを揺らすには至らず。その後も浦和が猛攻を仕掛けると、同アディショナルタイムに左サイドから山中が送った折り返しをDF森脇良太が蹴り込み、試合は1-1の引き分けに終わった。

 FC東京は03年7月12日のJ1リーグ・1stシリーズ第12節以来、16年ぶりとなる埼玉スタジアムでの白星とはならず。名古屋にかわされて首位から陥落した。

(取材・文 折戸岳彦)
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