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代表帰りの影響か…乾がアラベス加入後初の控えスタート、アトレティコとの上位対決に大敗

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初のベンチスタートとなったアラベスMF乾貴士

[3.30 リーガ・エスパニョーラ第29節 アラベス0-4A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラは30日、第29節を各地で行い、MF乾貴士所属のアラベスがホームでアトレティコ・マドリーと対戦した。今年2月の加入初戦から先発が続いていた乾は初のベンチスタート。後半13分からピッチに立ったが得点には絡めず、0-4での完敗を喫した。

 前節終了時点でアトレティコは勝ち点56の2位で、アラベスは勝ち点44の5位。アトレティコは奇跡の逆転優勝に向けて、アラベスは欧州カップ圏内キープに向けて、いずれも負けられない上位対決となった。日本代表から合流した乾は新天地デビューとなった2月11日の第23節以来、6試合連続で先発していたが、初の控えスタートとなった。

 前半5分、アトレティコが早速試合を動かす。引いた位置で前を向いたFWアントワーヌ・グリーズマンの縦パスはアラベスのディフェンスが阻んだが、こぼれ球が再びグリエーズマンのもとへ。これをダイレクトでペナルティエリア内に送られると、MFサウール・ニゲスが股抜きシュートでゴールに叩き込んだ。

 アトレティコはさらに前半11分、MFコケの横パスを受けたFWジエゴ・コスタがミドルシュートで流し込み、早々に2点リード。一方のアラベスは同23分にMFダルコ・ブラシャナツ、同29分にはDFギジェルモ・マリパンがそれぞれ決定的なシュートを放ったが、いずれも相手ディフェンスに阻まれ、前半を0-2で終えた。

 なかなか均衡が破れない後半13分、ついに乾がピッチに送り出された。ところが同14分、大きく最終ラインを上げたところでFWアルバロ・モラタのカウンターを許すと、同39分にはMFトーマス・パルテイにも決められて4点差。乾は見せ場を作れないままタイムアップを迎え、チーム合流後初黒星を喫した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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