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ゴラッソの松田天馬が全得点に絡む!湘南が今季初の2連勝、清水は未勝利続く…

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湘南が清水を3-1で下した

[3.31 J1第5節 清水1-3湘南 アイスタ]

 31日、J1第5節がIAIスタジアム日本平で行われ、湘南ベルマーレ清水エスパルスを3-1で下した。

 ここまで2分2敗と開幕から勝ちがない清水。初勝利を目指して17日の神戸戦(1-1)から3人を入れ替え、MF石毛秀樹とFW鄭大世が今季リーグ戦初先発、DFエウシーニョが2試合ぶり先発となった。前節、仙台を2-1で下して連敗を止めた湘南は、U-22日本代表を負傷離脱したMF齊藤未月に代え、FW武富孝介を起用した。

 立ち上がりは清水のペースだったが、湘南がセットプレーから先制に成功する。前半23分、右CKを獲得した湘南はキッカーのMF松田天馬がエリア内へグラウンダーのパスを送る。これをDFフレイレがスルーし、MF菊地俊介が右足を振り抜くと、ゴールに吸い込まれてスコアを動かした。

 だが、清水が前半終了間際に追いつく。PA手前でくさびのパスを受けた鄭大世が石毛とのワンツーから強引に左足を振り抜く。これが相手に当たってコースが変わると、最終ラインの裏に抜け出したMF金子翔太が冷静に左足シュートを沈めて、試合を振り出しに戻した。

 しかし、このまま前半は終わらない。湘南は前半アディショナルタイム1分、松田の右CKからMF杉岡大暉が頭でつなぎ、左ポスト近くにいたFW梅崎司がヘディングシュート。これは左ポストをかすめたが、中央にこぼれたボールをフレイレが押し込み、2-1。古巣対決のフレイレはゴールパフォーマンスで喜びを表現しなかった。

 追いつきたい清水は後半9分、左サイドからDF松原后がクロスを入れ、ニアに飛び込んだ鄭大世が頭で合わせる。強烈なシュートだったが、至近距離で枠を外してしまう。直後に湘南は、MF鈴木冬一の左足シュートは相手にブロックされたが、右サイドで回収した武富が鋭いグラウンダーのクロスを供給。ゴール前に走り込んだ菊地が左足で合わせるもクロスバー上に外れた。

 流れを変えたい清水は、後半17分に鄭大世を下げ、不整脈の治療で出遅れたFWドウグラスを投入。スタジアムの雰囲気が変わったが、25分に痛恨の失点を喫してしまう。湘南は左サイド深くでのスローインを受けた松田がMF河井陽介と体を入れ替えてエリア内に進入。思い切りよく右足を振り抜くと、ゴール右隅に鮮やかに突き刺さり、湘南が3-1とリードを広げた。

 試合は3-1のままタイムアップ。湘南が今季初の2連勝を飾った。一方の清水は2試合ぶりの黒星。今季初勝利はお預けとなった(2分3敗)。

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