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「EURO予選のレベルは低い」サッリ、18歳イングランド代表FWの起用に慎重姿勢

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イングランド代表に初招集されたカラム・ハドソン・オドイ

 チェルシーを率いるマウリツィオ・サッリ監督は、イングランド代表FWカラム・ハドソン・オドイ(18)の起用について慎重な姿勢をみせている。クラブ公式サイトが伝えた。

 チェルシー下部組織育ちのハドソン・オドイは、昨年1月に17歳でトップチームデビュー。スピードを生かした切れ味鋭いドリブルを武器に、ここまで公式戦19試合(先発8試合)で5ゴール2アシストを記録している。また、今冬の移籍市場では、バイエルンが獲得に向けて熱心にアプローチしていた。

 今月行われたEURO2020予選で追加招集だったが、A代表に初招集されたハドソン・オドイ。22日のチェコ戦(5-0)に途中出場し、公式戦での同代表最年少デビュー記録を64年ぶりに更新すると、25日のモンテカルロ戦では先発出場で5-1の勝利に貢献した。

 イングランド代表で注目を集めたハドソン・オドイだが、サッリ監督は「EURO予選のレベルはかなり低い。プレミアリーグとは比べられないよ」とバッサリ。「代表チームにもよるが、格下の多い状況だ。勝ち抜けの予想は容易い。なぜレベルを2段階に分けてカップ戦を行わないのだろうか。クラブで主力級の選手が、マルタやキプロス、アンドラやリヒテンシュタイン相手にプレーするのはおかしい。ズレている」と続けた。

 その上でハドソン・オドイについて「どこが相手でもプレーできる。才能は間違いない。かなりいいものを持っている。今でも十分いい選手だが、さらに上へいける。もっとね」と称え、「もっと良くなる必要があるし、そう望んでいる。しっかり地に足をつけて、日々の練習に臨んでほしい。左足の精度も上げないといけないし、守備面でも改善が必要だ。オフザボールの動きだってそうだよ」と、更なる成長を願った。

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