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“疑惑の同点ゴール”も…チェルシーが劇的V弾で逆転勝ち!3戦ぶり白星を手に

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同点ゴールを決めたセサル・アスピリクエタ

[3.31 プレミアリーグ第32節 カーディフ1-2チェルシー]

 31日、プレミアリーグ第32節が行われ、チェルシーは敵地でカーディフと対戦し、2-1で逆転勝利をおさめた。

 来季のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内のトップ4入りへ負けられない戦いが続くチェルシー。代表帰りのMFエデン・アザールとMFエンゴロ・カンテをスタメンから外し、前線にMFウィリアンとFWペドロ・ロドリゲス、中盤にMFロス・バークリーとMFマテオ・コバチッチを起用した。

 前半はボール支配率73.5%だったチェルシー。38分にゴールほぼ正面でFKを獲得し、ウィリアンが飛んだ壁のギリギリ上を抜いたが、鋭いシュートはわずかにゴール左にそれた。その後もなかなか決定的なシーンを作れず、前半は6本のシュートを放つも、枠内に1本も飛ばせなかった。

 チェルシー相手に善戦するカーディフは、前半をスコアレスで終えると、後半開始早々に先制点を挙げる。1分、右サイドからのMFアロン・グンナルソンのロングスローは味方につながらなかったが、PA右角からMFハリー・アーターが上げたクロスをMFビクトル・カマラサが右足ダイレクトシュート。これがゴール右に突き刺さり、均衡を破った。

 チェルシーは後半8分にペドロを下げてアザール、19分にはMFジョルジーニョを下げてMFルベン・ロフタス・チークをピッチに送り込む。しかし、集中した守り、対人で強さをみせるカーディフを崩すことができず、攻めあぐねる。29分には、PA中央でDFマルコス・アロンソのパスを受けたウィリアンが左に運んで左足を振り抜く。しかし、わずかに枠を外れ、同点に追いつくことができなかった。

 苦しい状況のチェルシーは後半32分、FWゴンサロ・イグアインを下げてFWオリビエ・ジルーを投入。最後の交代カードを使い切った。すると後半39分、ウィリアンの右CKからニアでアロンソが頭でコースを変え、DFセサル・アスピリクエタがヘディングシュート。アスピリクエタはオフサイドのように見えたが、得点が認められて試合を振り出しに戻した。

 さらにチェルシーは後半アディショナルタイム1分、右サイドからウィリアンが上げたクロスをファーサイドのロフタス・チークがヘディングシュートを叩き込み、2-1。土壇場で意地をみせたチェルシーが3試合ぶりの白星を手にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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