諦めなかったリバプール、トッテナムから価値ある勝利!終了間際のOGが決勝点に
[3.31 プレミアリーグ第32節 リバプール2-1トッテナム]
プレミアリーグは31日、第32節を行った。アンフィールドではリバプールとトッテナムが激突。試合終了間際のオウンゴールにより2-1でリバプールが勝利した。
勝ち点76で2位につけるリバプールと、同61で消化試合が1つ少ない3位トッテナムによる上位対決。10試合無敗(6勝4分)のリバプールは、MFジョーダン・ヘンダーソンとMFジェームズ・ミルナー、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムで中盤を形成し、前線にはFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネの3人が入った。
ベンチ入り禁止処分によりマウリシオ・ポチェッティーノ監督がスタンド観戦のトッテナムは、現在4試合白星なし(1分3敗)。先発にはFWハリー・ケインとMFルーカス、MFデレ・アリ、MFクリスティアン・エリクセンらが入り、5試合ぶりの白星を目指した。
試合は強豪クラブ同士らしく、ともに気持ちの入ったプレーが目立つ。そんな中、スコアは早々に動いた。前半16分、ヘンダーソンが左サイドに大きく展開し、DFアンドリュー・ロバートソンが左足でアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだフィルミーノがヘディングシュートを叩き込み、リバプールが先制に成功した。
先制により勢いに乗るリバプールに対し、トッテナムはケインやエリクセンといったキーマンになかなかボールが入らず、攻撃の形を作ることができない。前半33分には、エリクセンのリターンを受けたデレ・アリが遠い位置から鋭いミドルシュートを放ち、揺さぶりをかけたが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
後半の入りが良かったのはトッテナム。前半とは打って変わって、PA内までボールを持ち込めるようになると、11分に決定機。PA左でパスを受けたケインが縦に仕掛けて左足で鋭いシュートを蹴り込む。GKアリソン・ベッカーが弾いたボールにエリクセンが詰め、右足を振り抜いたが、カバーに戻ったロバートソンのブロックに阻まれ、チャンスを逃した。
トッテナムは後半24分、DFダビンソン・サンチェスに代えてFWソン・フンミンを投入。最終ラインを3バック→4バック、前線を2トップ→3トップに変更すると、この策が奏功する。25分、ハーフェーライン付近でファイルを受けたケインがクイックリスタート。大きく右サイドに展開すると、DFキーラン・トリッピアー、エリクセンとつないでルーカスが右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
追いつかれたリバプールは後半32分、ヘンダーソンとミルナーを下げ、FWディボック・オリギとMFファビーニョを投入。サラーとフィルミーノが縦に並び、左にオリギ、右にマネを配置した。だが、トッテナムに押し込まれるシーンが続き、持ち前の縦に早い攻撃をみせることができない。
このままでは勝ち点1の獲得にとどまり、マンチェスター・シティとの優勝争いが厳しくなるリバプール。それでも諦めず、得点のチャンスを伺うと、ラッキーな形で勝ち越しに成功する。
リバプールは後半45分、左CKのクリアボールを左に展開すると、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが高い弾道のクロスを入れ、ファーサイドのサラーがヘディングシュート。GKウーゴ・ロリスが弾いたボールがDFトビー・アルデルワイレルトに当たってゴールに吸い込まれ、リバプールが2-1で勝利した。一方、トッテナムはチャンスを作りながらも逆転できず、オウンゴールに泣いた。
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プレミアリーグは31日、第32節を行った。アンフィールドではリバプールとトッテナムが激突。試合終了間際のオウンゴールにより2-1でリバプールが勝利した。
勝ち点76で2位につけるリバプールと、同61で消化試合が1つ少ない3位トッテナムによる上位対決。10試合無敗(6勝4分)のリバプールは、MFジョーダン・ヘンダーソンとMFジェームズ・ミルナー、MFジョルジニオ・ワイナルドゥムで中盤を形成し、前線にはFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネの3人が入った。
ベンチ入り禁止処分によりマウリシオ・ポチェッティーノ監督がスタンド観戦のトッテナムは、現在4試合白星なし(1分3敗)。先発にはFWハリー・ケインとMFルーカス、MFデレ・アリ、MFクリスティアン・エリクセンらが入り、5試合ぶりの白星を目指した。
試合は強豪クラブ同士らしく、ともに気持ちの入ったプレーが目立つ。そんな中、スコアは早々に動いた。前半16分、ヘンダーソンが左サイドに大きく展開し、DFアンドリュー・ロバートソンが左足でアーリークロスを供給。ゴール前に走り込んだフィルミーノがヘディングシュートを叩き込み、リバプールが先制に成功した。
先制により勢いに乗るリバプールに対し、トッテナムはケインやエリクセンといったキーマンになかなかボールが入らず、攻撃の形を作ることができない。前半33分には、エリクセンのリターンを受けたデレ・アリが遠い位置から鋭いミドルシュートを放ち、揺さぶりをかけたが、前半のうちに追いつくことはできなかった。
後半の入りが良かったのはトッテナム。前半とは打って変わって、PA内までボールを持ち込めるようになると、11分に決定機。PA左でパスを受けたケインが縦に仕掛けて左足で鋭いシュートを蹴り込む。GKアリソン・ベッカーが弾いたボールにエリクセンが詰め、右足を振り抜いたが、カバーに戻ったロバートソンのブロックに阻まれ、チャンスを逃した。
トッテナムは後半24分、DFダビンソン・サンチェスに代えてFWソン・フンミンを投入。最終ラインを3バック→4バック、前線を2トップ→3トップに変更すると、この策が奏功する。25分、ハーフェーライン付近でファイルを受けたケインがクイックリスタート。大きく右サイドに展開すると、DFキーラン・トリッピアー、エリクセンとつないでルーカスが右足で流し込み、試合を振り出しに戻した。
追いつかれたリバプールは後半32分、ヘンダーソンとミルナーを下げ、FWディボック・オリギとMFファビーニョを投入。サラーとフィルミーノが縦に並び、左にオリギ、右にマネを配置した。だが、トッテナムに押し込まれるシーンが続き、持ち前の縦に早い攻撃をみせることができない。
このままでは勝ち点1の獲得にとどまり、マンチェスター・シティとの優勝争いが厳しくなるリバプール。それでも諦めず、得点のチャンスを伺うと、ラッキーな形で勝ち越しに成功する。
リバプールは後半45分、左CKのクリアボールを左に展開すると、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが高い弾道のクロスを入れ、ファーサイドのサラーがヘディングシュート。GKウーゴ・ロリスが弾いたボールがDFトビー・アルデルワイレルトに当たってゴールに吸い込まれ、リバプールが2-1で勝利した。一方、トッテナムはチャンスを作りながらも逆転できず、オウンゴールに泣いた。
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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります
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