レアル・マドリーDFラファエル・バランが今夏での退団の意志を繰り返しクラブに伝えているようだ。スペイン『アス』が伝えた。

　11年にランスからレアルに移籍する際、当時アドバイザーを務め、バランをスカウトした経緯があるジネディーヌ・ジダン氏が監督として復帰したものの、スペインのTV『フゴーネス』によると、フランス代表DFはクラブに幻滅しており、環境を変えるために夏での移籍を希望しているようだ。

　また、昨夏のロシアW杯で世界王者となりながらも、準優勝したクロアチア代表MFルカ・モドリッチに注目が集まった一方で、自分にはいかなる賛辞もなかったことに苛立ちを見せているとも言われている。

　レアルとの契約を22年6月まで残しているが、バランに対してはユベントスとマンチェスター・ユナイテッドが関心を持っているようで、仮にバランを放出することになれば、レアルはジダン監督が以前から狙っていたナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリ獲得に動き始めるだろうとされている。

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