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[船橋招待U-18大会]昨夏U-17代表経験の東福岡CB丸山、強みと課題改善の成果発揮して再び「呼んでもらえるように」

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東福岡高CB丸山海大は年代別日本代表復帰と日本一を目指す

 再び代表に呼ばれるCBになる。東福岡高(福岡)のCB丸山海大(新3年)は昨年、7月の国際ユースin新潟でU-17日本代表初招集。大会を通じて徐々に良さを出していった丸山は、メキシコやクロアチアという強敵相手にもフィジカルコンタクトの強さを発揮し、落ちついた守りを見せるなど自信をつけた。

 U-17代表という肩書きは、常について回るもの。初招集されてから8か月が過ぎたが、現在、丸山はそのプレッシャーを感じるというよりも、昨夏を最後に代表招集されていないことを悔しがる。

「代表に呼んでもらった後はまた呼ばれなかったので、プレッシャーよりは悔しい気持ちです。代表の後は、呼んでもらえるような内容ではなかったので、呼んでもらえるようにという気持ちの方が大きかったですし、自分のプレーをしながら呼んでもらえるようにしたい」

 昨秋の選手権予選を突破して全国大会を経験。だが、ビルドアップが課題となり、安定感を欠いた部分もあった。それでも、課題は時間をかけながら徐々に改善。本人も手応えを感じており、これからより意識しながら向上させていくだけだ。そして昨年、Aチームで積んできた経験をチームに還元し、多くの白星に繋げることを考えている。

「(昨年は)強い相手ともずっとやってきたし、去年は選手権も経験したので、それをチームに落とし込んでいければなと思っています。対人であったり、競り合いだったり自分の強みにしたい部分をどんな相手でも通用するようなプレーをしたい。この東福岡で選手権日本一を獲れるように、全力を尽くしたい」。小さな怪我が続いていたが、コンディションを上げてきた。まずはチームでの信頼をしっかりと勝ち取り、結果を残し続けることで再びチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)

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