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今季初の3発!!長崎を下した柏が3試合ぶりの勝ち点3

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柏のFWオルンガが2ゴールの活躍

[4.3 J2第7節 柏3-0長崎 三協F柏]

 4位柏レイソルは、17位V・ファーレン長崎と三協フロンテア柏スタジアムで対戦した。“降格組”同士の一戦は、前半のうちに勝負を決めた柏が3-0で勝利している。

 前節・東京Vに敗れ(●0-2)、2連敗の柏だが、この日は先発、控えともに同じ18人がメンバー入り。4-4-2のシステムで2トップにはFWクリスティアーノとFWオルンガが入った。
 黒星が先行している(2勝1分3敗)長崎は、前節から5選手を入れ替え。DFイ・サンミン、MF磯村亮太、MF吉岡雅和、FW呉屋大翔が初先発となった。
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 6試合を終えて柏が5得点、長崎が2得点と、得点力不足に苦しむ両チーム。しかし、この試合では序盤からゴールネットが揺れる展開になる。

 立ち上がりからボールを支配する柏は、MF瀬川祐輔の浮き球に抜け出たクリスティアーノがゴール前のオルンガへ。オルンガがGKもかわしてゴールに流し込んだが、クリスティアーノからのパスがオフサイドと判定され、ノーゴールとなった。

 それでも柏は9分、クリスティアーノのサイドチェンジを瀬川が左サイドで受けると、右足を一閃。シュートはGK徳重健太に防がれたが、こぼれ球をDF古賀太陽が拾って豪快に蹴り込んで柏が先制に成功する。

 17分、中盤でインターセプトしたMF大谷秀和のスルーパスに長崎の両センターバックの反応が譲り合う形になると、オルンガが体を入れ替わってボールにさわる。GK徳重もかわしたオルンガが左足でゴールに流し込んだ。

 攻める手をゆるめない柏は、クリスティアーノのパスに右サイドを抜け出たMFガブリエルのクロスを瀬川が合わせたが、クロスバーに弾かれてしまった。対する長崎は敵陣まではボールを運べるが、柏守備陣がボールに素早く寄せてシュートを許さない。

 柏は前半40分にもクリスティアーノの右CKをオルンガが頭で合わせて3-0。リードを3点に広げて前半を終えた。

 後半11分までに交代枠を使い切った長崎は、FW長谷川悠、MF大竹洋平、DF香川勇気を投入しシステムを4-3-3に変更。シュートまでは至るもののゴールは遠い。

 鋭いカウンターを見せる柏は、MFヒシャルジソンのロングパスに反応したオルンガが抜け出しシュートを放ったが枠をとらえきれず。途中出場のFW江坂任がクリスティアーノとの連係で右サイドを突破。江坂のクロスからオルンガが再び決定機を迎えたが、GK徳重の好守にあった。

 終盤には玉田のクロスからイ・サンミンがゴール至近距離で合わせたが、GK中村航輔にビッグセーブでしのがれてしまった長崎。結局最後までゴールを割ることができず、試合終了の笛を聞いた。

 今季初の3ゴールを奪った柏は、3試合ぶりの勝利で連敗を2でストップ。長崎は今季2度目の連敗を喫した。

(取材・文 奥山典幸)

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