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「中3日でかなりイジられた」畑尾が“4日前”のリベンジ弾!大宮に今季初の連勝もたらす

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決勝ゴールを決めたDF畑尾大翔

[4.3 J2第7節 大宮2-1岡山 NACK]

 “4日前”のリベンジ弾だ。大宮アルディージャは中3日の連戦に同じ11人が先発し、終盤2発で逆転勝利をおさめた。今季ホーム初勝利を呼び込む決勝弾を決めたDF畑尾大翔は「サポーターの皆さんもあれだけ喜んでくれた」と表情を緩めた。

 1-1で迎えた後半42分だった。MF大前元紀が蹴り込んだFKの流れからMFダヴィッド・バブンスキーがミドルシュート。これはGK金山隼樹に阻まれたが、高い位置を取っていた畑尾がこぼれ球を右足で冷静に押し込み、逆転ゴール。喜びを爆発させて大前に抱きつき、歓喜の輪が広がった。

 2018年7月に名古屋から大宮に加入した畑尾はこれが移籍後初ゴール。甲府時代(J1)の2017年4月22日C大阪戦以来、711日ぶりとなるJ通算2得点目となった。「前節で外していたので決められて良かった」。脳裏をよぎったのは4日前、3月30日に行われた第6節の決定機逸だった。

 前節長崎戦の前半3分、右CKの流れからファーサイドでフリーになった畑尾は至近距離から決定的なヘディングシュートを放ったが、惜しくも左ポストを直撃。FWフアンマ・デルガドのゴールで勝利をおさめたものの、「中3日でかなりイジられていた」と笑った。

「『大事なところで点を取る』と冗談で返していた。取れて良かったです」。チームは待望のホーム初勝利を飾り、今季初の連勝。「連勝が優勝につながっていく。1試合1試合を大事に戦っていきたい」。次戦は再び中3日で鹿児島戦。ヒーローは地に足をつけ、「昇格、優勝を目指すのであれば最終的に得失点も関わってくる」と気を引き締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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