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千葉MF下平匠、「そっちの方が確率が高い」と選択したラストパス

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ジェフユナイテッド千葉MF下平匠

[4.3 J2第7節 千葉1-0琉球 フクアリ]

 選択肢がある中、ジェフユナイテッド千葉MF下平匠が選んだのはゴール前への折り返しだった。

 立ち上がりから琉球に主導権を握られながらも得点を許さずに試合を進めると、千葉が前半34分に試合を動かす。右サイドのMF堀米勇輝がPA左へ浮き球のパスを送ると、猛然と下平が駆け上がってくる。この時、自身はフリーだった。しかし、下平はシュートを選択しなかった。

「裏に抜けたときに寿人さんが見えた」とゴール前にFW佐藤寿人がいることを確認。そして、「シュートを打っても良かったけど、そっちの方が確率が高いかなと思った」と佐藤寿へとボールを届けると、下平の思いに応えるように佐藤寿が左足でネットを揺らした。

 この得点が決勝点となり、チームは1-0の完封勝利。「やっぱりFWが点を取ると乗ると思う」と振り返ると、ホーム初勝利での2連勝に「一つ結果が出るとチームにとってはプラス。もっともっと良くしていきたい」とさらなる高みを目指していく。

(取材・文 折戸岳彦)

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