マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は3日、プレミアリーグ第33節のカーディフ戦で、18歳のMFフィル・フォーデンを初めてリーグ戦の先発メンバーとして起用した。試合後には、クラブの未来を担っていく期待を寄せたようだ。イギリス『BBC』が報じた。

　今季はUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)での先発を含む公式戦24試合に出場してきたフォーデンだが、リーグ戦の先発はこれが初めて。ミッドウィークの連戦とはいえども、いまは優勝争いの真っ最中。そんな期待に応えたフォーデンは危なげないプレーを繰り出し続け、8連勝での首位奪還に大きく貢献した。

「信じられないパフォーマンスだ」。試合後、テレビのフラッシュインタビューに対してそう口にしたグアルディオラ監督は「彼は若い選手ではあるが、全てのことができる。全ての試合においてチャンスを作っている」と絶賛した。

　さらには「飛び抜けた選手だが、同時に彼にとって困難だ。だって、ダビド・シルバやケビン・デ・ブライネ、イルカイ・ギュンドアン、ベルナルド・シウバのポジションを担うのだから」と世界屈指のスキルを持つチームメートの代役としても期待。「シティにとって、次の10年間で重要な選手になるだろう」と予言している。

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