インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディが約2か月ぶりに復帰を果たしたが、ファンの反応は辛辣だった。

　契約延長交渉の停滞などが理由でキャプテン交代を余儀なくされたイカルディは、妻で代理人のワンダ・ナラ氏が批判を繰り返すなど、クラブとの関係が悪化。膝に負傷を抱えていることを主張し、キャプテンの座を失って以降、全体練習から外れていた。

　その後、先月26日に全体練習に復帰したイカルディは、31日のラツィオ戦は招集メンバーから外れたものの、今月3日のジェノア戦に先発出場。2月9日の第23節・パルマ戦(1-0)以来、約2か月ぶりの出場となったが、PKで今季10点目を挙げて4-0の勝利に大きく貢献した。

　しかし、イカルディにとって穏やかな夜ではなかった。スペイン『アス』によると、ファンから「ここから出ていけ!」と罵倒されたという。インテルとの契約は2021年までとなっているが、契約延長の交渉は再開していない。ファンからこのような扱いを受け続ければ、今夏に退団する可能性が高いだろう。

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