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マルコス2発に広瀬陸斗が“恩返し”弾!! 横浜FM、敵地で浦和を3発撃破

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横浜F・マリノス浦和レッズを下した

[4.5 J1第6節 浦和0-3横浜FM 埼玉]

 J1は5日に第6節を開催し、埼玉スタジアム2002では浦和レッズ横浜F・マリノスが対戦。前半7分と後半16分に生まれたFWマルコス・ジュニオールの得点で横浜FMが2点をリードすると、後半25分にDF広瀬陸斗が加点して3-0の完封勝利を収めた。

 ここ3戦無敗(2勝1分)のホーム浦和は3月30日のJ1第5節FC東京戦(△1-1)から先発1人を入れ替え、古巣との一戦を迎えるDF山中亮輔らを先発起用。一方、ここ3戦未勝利(2分1敗)のアウェー横浜FMはJ1第5節鳥栖戦(△1-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。[スタメン&布陣はコチラ]

 前半7分に試合を動かしたのはアウェーの横浜FMだった。MF三好康児へ届けようとしたFW仲川輝人のスルーパスをカットしようとした山中に当たると、ゴール前に転がったボールに反応したマルコスが左足で蹴り込み、スコアを1-0とした。さらに同15分にはマルコスのスルーパスからPA内に走り込んだ仲川が狙うも、シュートは距離を詰めたGK西川周作に阻まれてしまう。

 前半25分には浦和がゴールを脅かすが、MF柏木陽介が蹴り出したCKからDFマウリシオが放ったヘディングシュートはクロスバーを叩き、ネットを揺らすには至らず。さらに同29分には右サイドからFW武藤雄樹が送った弾道の低いクロスをニアサイドに走り込んだFW興梠慎三がダイレクトで合わせるが、シュートはゴール右に外れた。

 前半30分には横浜FMが決定機を創出。FWエジガル・ジュニオが右サイドから送ったグラウンダーのクロスで、マルコスがゴール前でフリーに。西川との1対1を迎えたものの、シュートは好反応を見せた西川に右手1本で阻まれてしまった。すると直後の同31分、負傷したエジガルがプレー続行不可能と判断されてFW遠藤渓太との交代を余儀なくされた。

 1-0と横浜FMがリードしたまま後半を迎えると、同16分に横浜FMが追加点を奪取する。PA内に切れ込んだ三好のシュート、こぼれ球に反応した遠藤のシュートはともに西川に阻まれたものの、そのプレーの流れから遠藤がボールを奪い返すと、最後はマルコスが左足シュートでゴールを陥れてスコアを2-0とした。

 2点のビハインドを背負った浦和は後半17分、MF長澤和輝に代えてMFマルティノスをピッチへと送り込んで状況を打開しようと試みる。しかし同25分、再びスコアを動かしたのは横浜FMだった。右サイドのDF松原健からボールを受けたマルコスが左に展開すると、フリーで走り込んだDF広瀬陸斗が冷静に右足シュートでネットを揺らし、リードは3点差に広がった。浦和ユース出身の広瀬にとって、J1初ゴールは“恩返し”弾となった。

 横浜FMは後半43分、J1デビューとなったFW山谷侑士がPA内から放ったシュートが西川にストップされるなど、追加点こそ生まれなかったものの、浦和の反撃を許さずに逃げ切って3-0の勝利で4試合ぶりの白星を獲得。敗れた浦和は4試合ぶりに黒星を喫することになった。

(取材・文 折戸岳彦)
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