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「ハイチーズ……あっ…」“自撮り”パフォーマンスが招いたドジな失点、モロッコ1部で悲劇

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 モロッコ1部で虚しい失点劇が起きた。2日のリーグ戦でユースフィア・ベレチドはムールディア・ウジダと対戦し、前半30分に先制に成功。しかし“自撮り”ゴールパフォーマンスを行っている隙を突かれ、直後に失点してしまった。4日、オランダ『NOS Sport』が伝えている。

 ユースフィア・ベレチドは前半30分、モハメド・ファキがPA右から左足シュートを放ち、ボールは緩やかな弧を描きながらゴール左隅に吸い込まれた。自軍ベンチ方向に歩み寄った選手たちはスタッフからスマートフォンを受け取ると、カメラに向かってポーズ。周囲は和やかな雰囲気に包まれた。

 しかしムールディア・ウジダの選手たちは素早くセンターサークルにボールを運んでリスタート。ユースフィア・ベレチドの選手たちは急いで自陣まで戻るも、相手選手をPA内で倒してしまってPKを献上してしまう。

 一瞬の隙を突かれたユースフィア・ベレチドの願いもむなしく、ムールディア・ウジダはPKをしっかりと決め切り、1-1の同点に。ユースフィア・ベレチドの選手たちは天国から地獄への落差に頭を抱えた。

 この“自撮り”パフォーマンスは、DF酒井宏樹も所属するマルセイユのFWマリオ・バロテッリが3月4日のリーグ戦第27節で行ったもの。フランス・リーグアンではお咎めなしのまま試合は進行したが、他リーグでは競技規則違反となっている。JリーグでもJ2第3節でレノファ山口FCのMF田中パウロ淳一が“自撮り”パフォ―マンスを敢行。競技規則第4条 競技者の用具『電子通信』に違反したことで注意を受けている。


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