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「なぜシティのようなプレーが必要?」クロップが”リバプールらしさ”を出しての逆転勝利に歓喜

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逆転勝利を喜んだユルゲン・クロップ監督

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、チームがマンチェスター・シティのように戦う必要はないと主張した。

 5日に行われたプレミアリーグ第33節でリバプールは敵地でサウサンプトンと対戦。開始9分に先制点を許すなど出鼻をくじかれたリバプールだが、前半39分にナビ・ケイタの得点で同点に。さらに後半35分にはモハメド・サラーが、同41分にはジョーダン・ヘンダーソンがゴールを決めて3-1で逆転勝利を収めた。

 この勝利で再びシティをかわして首位の座に立ったリバプールのクロップ監督は、またしても終盤のゴールで勝利を収めた一戦を振り返り、盤石な戦いを見せるプレミアリーグ王者のような試合運びをする必要はないとイギリス『スカイ・スポーツ』で強調した。

「パフォーマンスはトップレベルではなかったが、よく戦えていた。多くの人が我々にマンチェスター・シティのようなプレーを望んでいるが、我々にはそのようにできない。どうしてそのようにしなければならない?我々にはナイスで、本当に良い我々のフットボールがある」

 また、敵地で苦戦を強いられた一戦について「ここで勝利することは簡単ではないが、我々は勝つことができた。本当に良かった。選手たちのプレーには満足しているし、驚くべきものだった」とコメント。指揮官クロップは公式戦9試合ぶりに得点を奪い、リバプールでプレミアリーグ通算50得点目を奪ったサラーを称賛した。

「あの場面で誰もがボビー(ロベルト・フィルミーノ)へのパスを待っていたと思うが、彼はパスを選択しなかった。良い角度ではなかったからね。そして、そのままフィニッシュに持ち込んだ。ワールドクラスのものだったね」

 首位に浮上したリバプールは、9日のチャンピオンズリーグ準々決勝ポルト戦の後、14日にホームでチェルシーと対戦する。

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